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2009/06/24

ビッグ・イシュー最新号

 『ビッグイシュー』という雑誌がある。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業としてとりくまれている。ボクの通勤経路で、なかなか遭遇することはないのだけれど、最新号は、「特集 子ども貧困国ニッポン」ということで、HPを見てみた。

Pic_cover 子どもの貧困化が進んでいる。EU諸国やアメリカなどは、さまざまな対策を講じて貧困率を下げている。しかし、日本では社会問題としての認識すらなく、先進国の中で唯一、子どもの貧困率を上昇させ続けている。今、日本の子どもの7人に1人は貧困児童である。主要先進国24ヵ国中、9番目に子どもの貧困率が高い。さらに母子世帯の子どもの66%が貧困状況下にある。子どもの貧困を改善するために、私たちは今、何をしなければならないのか?「貧困の子どもたちの影響と貧困の社会的コスト」を山野良一さんに、これまで置き去りにされてきた「子どもの貧困問題とこれからの課題」を阿部彩さんに聞く。また、母子家庭の当事者グループや母子家庭を支援するNPO、社会的養護の当事者グループに取材。さらに、貧困問題に詳しい生田武志さんから現場からのレポートが届いた。

 HPには阿部彩さんのインタビュー121_4がアップされていた。これがまたおもしろい。「子どもの貧困」について、実は、日本では十分な社会的な合意がなされておらず、一億総中流意識がそのことを阻んでいると指摘している。その典型が後期中等教育だという。義務教育というとらえ方があるが、欧米では、むしろ、子どもの学ぶ権利という角度から後期中等教育までふくめて、公的に保障している。学費という点であらわれるが、ここを公的に保障していないのはあOECDでは日本など4カ国だけだという指摘の仕方は、はっとさせられる。結局、いまの日本の施策では、子どもの貧困は放置、むしろ拡大させられている現状を告発し、その解決の提言をしている。

 ずいぶん大きく社会的注目をあびた「子どもの貧困」。しかし、実際の制度や施策で何が変わったのかは、よくみる必要がある。15兆円の経済対策で、どれだけここにお金が使われたと言えるのか? しつこくてもしっかり見、議論することが必要でもあるのだ!

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コメント

どちらにお住まいが存じ上げませんが、路上の販売者となかなか会えない場合はメール販売という購入方法がありますのでご検討を。

ボランティアさんによる説明が以下にあります。
http://d.hatena.ne.jp/konekoshyoji-kanariya/20090303/p1

購入者は自宅に居ながらにして、販売者を指定して購入できます(現在5名が担当)。

投稿: 細川啓 | 2009/06/24 23:48

 ありがとうございます。メール販売は知りませんでした。仕事は不規則ですし、なかなか販売員の方がいるところまで足をのばすというのもしんどいですしね。考えてみます。

投稿: YOU→細川啓 | 2009/06/25 00:36

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