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2009/06/28

「派遣村」解散でシンポジウム

 今日は、朝6時頃に長男が、7時頃に二男が家を出ていって、安眠を妨害されてしまう。あまり休んでいないのに、トホホ。それでも、少し二度寝をして…。

 午後からは、「派遣村」シンポに行く。

「派遣村」解散でシンポジウム(NHKニュース)

 景気の悪化で仕事や住まいを失った派遣労働者などを支援する「派遣村」が今月いっぱいで解散することになり、28日、東京でシンポジウムが開かれました。
 東京・墨田区で開かれたシンポジウムには、景気の悪化で仕事や住まいを失った派遣労働者や、派遣村で支援にあたったボランティアなど、500人近くが集まりました。はじめに、年末から年始にかけて東京・日比谷公園で開かれた「年越し派遣村」で村長を務めた湯浅誠さんが「派遣村を訪れた人の多くが仕事を探していますが、まだ見つからず、心や体の不調を訴える人も少なくありません」と述べ、行政などの支援を充実する必要があると呼びかけました。元派遣労働者の30代の男性は「ハローワークに通いましたが、なかなか仕事が見つかりません。来月からは職業訓練校でコンピューターを学ぶ予定で、少しでも早く自立したいと考えています」と話していました。「派遣村」は一定の役割を果たしたとして今月いっぱいで解散することにしていますが、参加した労働組合やボランティアは、引き続き個別の支援活動に取り組むことにしています…

 正式には、「『派遣村』全国シンポジウム 『派遣村から見えてきたもの』-今こそ労働者派遣法の抜本改正とセーフティネットの構築を-」と題されたこのシンポ。大阪の小久保弁護士あいさつではじまる。小久保さんは大阪でのとりくみの感想として、①相談の年齢層、30代から50代が中心。働き盛りの肩へのセイフティネットがかけている、②今日、明日の切迫した方。生活保護84名。生活保護が最後のセイフティネットの役割を果たした。生活保護以外に、機能していない、③手帳はないが、障害をもっている、あるいは疾病、アルコール依存症。どう支えるか、と。

Img00031200906281342_2 続いて、湯浅さんの報告。派遣村の目的は①命を支える活動、②実態、存在を社会的に明らかにし、可視化をおこなう。本来、そこで終わるはずだったが、1月5日以降、予想を超える深刻、つないだ先での問題、ハローワークや福祉事務所からの紹介の人がやってきたなどでその後も続くことになり、3月末の派遣切り、具体的な対策を政治はもたなかったため春の派遣村にとりくんだと。「派遣村」は6月末で閉じるが、 しかし、状況は困難。とくに就職、健康・疾病の問題。
 湯浅さんは、「派遣村」は何を明らかにしたのか。労働市場の劣化、セイフティネットがないために貧困化、そこでもセイフティネットがないために、ノーといえない労働者に、劣悪な条件でも飲まざるを得ない貧困のスパイラル。周辺のさまざまな問題も同時に明らかにした。
 すべり台を落ちた人に、階段をつくる。ふつうの人がふつうにできる解決策でないと社会的な対策と言えない。同時に、滑り台を直す、派遣法の改正、最低賃金、教育費、有期保護、利用しやすく自立しやすい生保、雇用保険などなど。安心できる、暮らしやすい社会にと訴えた。
 政策的な課題ののべながら、労働運動の課題として対象としていたのは、伝統的な労働組合は、正規のたたかえる労働者で、非正規の組織化は、非正規のたたかえる層が対象だった。非正規で戦えない人の対応は生活相談で、そこはまじわってこなかった。非正規の組織化に熱心だった労働組合が「派遣村」でコミッしたト。しかし、派遣村から、労働争議にはあちあがらなかった。つなぎの空間がない。生活相談と労働運動の共同で、移行する場が。絵連携はまだまだ、現場から求められていると提起し、東京の派遣村は終了するが、終わっていないと訴えた。

 国会議員あいさつのあと各地からの報告がおもしろかった。北海道 道労連 SOSネットワーク、仙台 ワンファミリー仙台、、東京派遣村村民、トドムンド浜松派遣村、岐阜 派遣労働者サポートセンター結、反貧困ネット滋賀
、反貧困ネット広島、福岡派遣村 県労連、鹿児島派遣村。どれもは豊かな活動をしていて、そこから見えるものも多い。

 続くシンポジウムでは、関根さんが、派遣法の改正について、愛知の森さんが生活保護の問題について、ほっともっとの藤田さんが、住居の問題について報告。その後、女性、障害者、医療、そして派遣のたたかいが報告された。
 やっぱり、たくさんの傷を負ってきた人たちの「回復」という問題にどう向き合うかという問題と、たたかいとの接点の問題。それからそのことと関係するけれど、最後の三菱ふそうのたたかいを発言した若者の発言が感動的だったけれど、「人としての誇り」というものをどう尊重できるような関係をつくりがえていくのかということ。「自分にも何かできるのではないか、湯浅さんや河添さんを見ていて、自分も何かしたいと思った。みなさんのとりくみはものすごくまわりに影響を与えている」という発言だった。

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コメント

派遣村シンポジウムについてはてなダイアリーに感想を書かせていただきました。

また、わたしが書かなかった情報がこちらに沢山載っているので、こちらにリンクを張らせていただきました。

よろしくお願いします。

http://d.hatena.ne.jp/nezumikun/20090628
http://d.hatena.ne.jp/nezumikun/20090629

投稿: nezumikun | 2009/06/29 00:41

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» 派遣村シンポジウムのリポート [ばけらった 黒岩秀行のブログ]
別の方が、派遣村シンポジウムのリポートを書かれています。 話された内容についてはそちらを参考にされるとわかりやすいかと存じます。 それにしても、同じシンポジウムに参加してこんなに感想が違うのかと ちょっとビックリします。 ささやかな思考の足跡 小さな力かもし... [続きを読む]

受信: 2009/06/29 00:38

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