若者問題への接近~誰が自立の困難に直面しているのか~
さて、昨日はあわただしい1日。朝から憲法改悪反対共同センターの全国交流集会に、渡辺治さんの話を聞きに、参加する。
渡辺さんは、現在の改憲をめぐる情勢の大事な点として、解釈改憲の動き、憲法審査会開始の行動と来年に迫った改憲手続き法の施行、民主党の動き、そして、総選挙をどうたたかうかという点で話をされた。選挙に近くなり、民主党の動向もふくめ、いよいよ、緊張感のある情勢になっているとつくずく考えさせられた。
いったん職場に戻った後、午後から労働政策研究・研修機構の表題のシンポジウムを聞きにいく。学術会議の共催というのが注目点。報告者は、太郎丸博さんという社会学者、そして、小杉礼子さん、岩田正美さん、宮本みち子さん。コメントが金井淑子さん、渡邊秀樹さん、そして読売の大津和夫さん。
タイトルにあるように、誰が自立の困難に直面しているのかというテーマに焦点をあわせたもので、個人的には、興味深い。ただ、時間があまりにもなくて、個々の話ははしょったもの。社会学者の話というのは、ボクらとはかなり、考え方がちがうから、こういう研究者の指摘を自分として、どう受け止め、引き受けて、議論を組み立てるのかというのが大事なのだと思う。できれば、個々にもう少し時間をかけて話はききたい。消化不良と言えばそれまでだけれど、一方で、いくつか気になる論点もあったりもした。ようは、もっと、勉強しろということなのかと。そんあ宿題をもらいながら。
夕方からは、「視点」という写真展のレセプションに。毎年参加しているが、いろいろな人と、挨拶し、話をする。O書店の社長さんともおしゃべり。
あわただしい日が続いているせいか、怒りっぽい! 今日は、家で、一人で怒鳴っていた! 子どもたちが随分迷惑がっているのだろう。でも、まあ、こちらが怒鳴るのには言い分もある。実務的な手続きを責任もってすすめてくれないから。そのぐらいはちゃんとやれ!なっていいたくなって。結局、ボクに、こういういらいらする実務の処理が一手にくるのが、しんどいところ。
今日は、まあ、昼食も、夕食も、ちゃんとつくって。いろいろと仕事に、家事に、忙しい日が続きます。
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