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2009/05/23

学びの「個別化」と「民主主義的」学び~英国での見聞から~

 今日は、朝、5時台から仕事だったので、さすがに疲れます。いよいよ今月号も最終コーナーなので、編集実務が中心ですが、それでも、来月や再来月のための仕事もしっかりしなければいけません。そんなわけで、仕事は結構、おせおせで、6時からの表題の「学びをつくる会」の学習会に、大幅に時間に遅れて参加した。
 講師は法政の平塚真樹さん。実は平塚さん、大学の研究室の後輩だったりする(苦笑)。この2年間、イギリスに長期の留学をしていて、その見聞の報告である。

 イギリスというのは、なかなか縁遠い国である。日本の教育改革のモデルとされたりするわけだけれど、実は、イギリスの実態については、あまり知ることができないでいる。その政治の実相も、ボクもせいぜい、山口二郎の一連の著作で学んでいる程度。新自由主義がアメリカとならんで展開されているわけだけれど、一方で、ヨーロッパらしい顔ももっている。
 個別化、パーソナライズド・ラーニングというものをどう理解するか、その典型といえるアカデミーという学校のとりくみなどは、興味深い話だったようだ。問題の指摘は容易だが、一方で、学びをとりまく変化のなかで、どう位置づけるのかは、よく考える必要があるようだ。結局、グローバリゼーションのなかで、どのような実践が求められ、また可能なのかということが問われているようにも思える。
 一方で、そういう教育政策をすすめた新労働党の政策は、保守党より教育に介入するといわれる一方で、社会的排除の克服など、平等などについては敏感であり、豊富な教育政策への財政支出をすすめている。
 また、これらに対し、民主主義的な学びという方向も模索されているし、伝統的なシチズンシップのとりくみの意義と限界もあらわになっている。

 ぜんぶ聞くことはできなかったけれども、かなり豊富な論点も出され、刺激的な学習会だったようだし、その一端は聞くことができた。
 会場で、同じく、この1年、留学されていたK先生と少し話ができた。留学されているとき、どうしても連絡をしたかったので、ちょっと話ができたのはよかった。それから、つれ合いの、かつての勤務校のOさんとも少し話をした。つれ合いの同僚だったKさんの近況なども聞いた。最後に会場から駅まで、平塚さんとおしゃべり。イギリスでの生活の実感を聞いたり。日本に戻って一番の違和感は、時間の流れ方だそうだ。土日まで、追いまくられるのが日本だと言っていた。

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