マネー資本主義 第2回 “超金余り”はなぜ起きたのか? ~カリスマ指導者たちの誤算~
病み上がりは、やっぱりダメですね。だいぶ遅くまで寝ていました。おもむろに起きて、なぜが掃除をする。少し、部屋をシンプルに改造。それから、午後は、仕事の資料の読み込み。目が疲れます。
さて夜NHKスペシャルは…。
空前の規模で世界を襲った今回の金融危機。その原因は膨大なマネーが世界に溢れ、無謀な投資を可能にしたことだとされる。この「超・金余り」をもたらしたと今、厳しく批判されているのがアメリカの政策だ。グリーンスパン前FRB議長(連邦準備制度理事会 中央銀行総裁に相当)や、ルービン元財務長官らカリスマ的指導者を擁し、世界の金融界をリードし続けたアメリカの金融当局。彼らの政策の何が問題だったのか?それはどのように決定されたのか?政府中枢の意志決定の過程を、関係者の証言で検証する。 また、今回はドキュメンタリー部分に加え、オリジナルドラマを交えて番組は進行する。西岡徳馬さん、富田靖子さん、金子貴俊さんらが出演、大金を拾った主婦が巻き起こす事件のドラマと、世界の金余りの謎を解き明かすリポートが絡み合いながら、このたびの金融危機と日本人との意外な関わりを明らかにしていく。
現象は、きれいに解説してみせる。カネあまりとアメリカの政策、日本のマネーなどなど。
でもねえ、根元的になぜカネあまりなのかについては、何も語らない。その本質としての、過剰資本と過剰生産。
資本の本性は、あくなき儲けを追求する一面は描かれていたけれども。
やはり俗流ですよ、これって。最後は、自己責任(個々の個人の責任)に求めるなんて、NHKのここのところの劣化を感じてしまいます。
まあ、あまりおもしろくなかったです。
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コメント
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おっしゃる通りです。
ただ、最後の、松平定知キャスターのナレーションが少し良かったように思います。
それは、
ー2010年末までに、参加国による財政刺激策は5兆ドル(500兆円)規模に上る見込み・ロンドン金融サミット宣言ー
“超金余り”現象はつづく、又、同じパニックが起こらないか ?、で「第2回」は終わっています。
投稿: 島原の乱 | 2009/05/19 16:17