北朝鮮核実験:前回より大きな爆発 ミサイルも3発発射
今日の最大のニュースはやっぱりこれ。北朝鮮の瀬戸際外交は、かなり危険な領域に入っている。日本にとっては、当然、緊張感も不安も強いられる。
北朝鮮核実験:前回より大きな爆発 ミサイルも3発発射(毎日新聞)北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、同国が06年10月に続き2度目の地下核実験を実施したと伝えた。報道文は狙いを「自衛的核抑止力強化のため」と位置付け、「成功した」とした。北朝鮮が4月の長距離弾道ミサイル発射に続き、再び核実験に踏み切ったことで、日本や米欧だけでなく、北朝鮮の最大の支援国・中国を含む国際社会の強い反発は必至。北朝鮮の実用可能な核兵器開発は、朝鮮半島の一層の緊迫化を招く。…
国際社会は、たぶん経済制裁のほうに向かうんだろうと思うし、北朝鮮の行為は、国際社会の反対を無視した無法な行為だと思う。
ただ、アメリカも含め、ここまでの展開は、たぶん想定内なのだろう。そのアメリカでは、オバマのプラハ演説など、核兵器廃絶の議論が注目されている。もちろん、単純に核兵器廃絶が一直線にすすむわけではないだろうけれど、このブログでも機会があれば論じたいテーマであるけれど、大きな特徴として、オバマによる議論には、核政策には転換と模索が見えることは否定できない。アメリカの核政策が大きな転機であり、この北朝鮮の問題は、これからのアメリカと世界の外交がためされると言えるのかもしれない。
つまり、もしかしたら、外交というものが、今後いっそう大事な時期にきているのだろうか。そのときに、外交なき日本の外交は、何をし、何ができるのか。もちろん、国民にとっては大いに不安な課題である。だからこそ、何ができ、何をするのか、そのことをしっかりした言葉で語る必要があるんだろうなあ。
« 衆院定数削減:2院制見直しも検討 月内の提言で…自民党 | トップページ | 中退者:大学など、経済的理由15.6%--08年度 »
「平和」カテゴリの記事
- 沖縄県民の戦場動員は行政にも責任 関東学院大名誉教授の林博史さん 4月17日発刊の新著で網羅的に解説(2025.04.17)
- トランプ氏、米大50校で「リベラル狩り」 ハーバード反発(2025.04.15)
- 日本学術会議改正法案 現会員56人が修正求める 独立性確保に懸念(2025.04.14)
- 長生炭坑の遺骨収集が山場を迎えている(2025.04.13)
- 「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」 沖縄女性史家・宮城晴美さん調査 犠牲者の8割超が女性や子ども なぜ惨劇は起きたのか(2025.04.10)
「政治」カテゴリの記事
- 全国の港で1万7000人余の組合がストライキ 賃上げなど求める(2025.04.20)
- NHK 「ETV特集」再放送延期&配信停止は「取材を深めた上で、改めてお伝えしたい」(2025.04.19)
- アスベスト被害の賠償請求権、除斥期間の起点は「労働局の被害認定時」…元労働者側が大阪高裁で逆転勝訴 生活保護費訴訟 2審も違法判断 引き下げ取り消す判決 広島高裁(2025.04.18)
- 沖縄県民の戦場動員は行政にも責任 関東学院大名誉教授の林博史さん 4月17日発刊の新著で網羅的に解説(2025.04.17)
- 一部私大「義務教育のような授業」 財務省が指摘 文科省幹部は異論(2025.04.16)
「世界」カテゴリの記事
- 韓国の尹錫悦大統領を罷免、憲法裁宣告 「非常戒厳」めぐり弾劾訴追(2025.04.04)
- 「完全に狂っている」経済学者・クルーグマン氏が相互関税を猛批判(2025.04.03)
- 日米の国防、防衛大臣会談、予算成立へ、フジの第三者委員会などなど(2025.03.31)
- 「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」(2025.03.18)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
コメント
« 衆院定数削減:2院制見直しも検討 月内の提言で…自民党 | トップページ | 中退者:大学など、経済的理由15.6%--08年度 »
■北朝鮮核実験成功裏に実施―結局は根本的な解決は武力介入しかない?
こんにちは。北朝鮮が核実験を再開しました。しかも、今回は前よりも規模が大きかったようです。いずれ、北朝鮮は、核も核弾頭の開発にも成功することでしょう。私自身は、この問題を解決するには、結局は武力介入しかないと思います。いずれそうせざるを得ないときがやってきます。そうしない限り、北朝鮮の人民の平和も世界の安定も望めません。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
投稿: yutakarlson | 2009/05/26 10:42