介護保険が「使えない」~10年目の検証~
今日は、朝から会議にいく予定だったけれど、朝から頭がかなり痛くって起きられない。しかたがなく、休む連絡をして、そのまな寝続けることにする。ずっと寝続け、お昼をかなりまわってから起き出す。まだ、少し頭が痛い。気がつくと、頭とともに、肩や首がかなり痛いことに気がつく。疲れているのかなあ。
少し、していから、しかたがないので、部屋の掃除をはじめる。いろいろ移動しなければならないものがあり、それを移動しないと、春物の服が出せないという事情もあり、いやいやながらすすめる。ただ、もの(とくに書類類)が整理されずに、つまれているので、これが片づかない。これはあきらめるしかない。ずいぶん片づかない部屋の様相になっている。
夜は忙しくて、できていなかった二男の誕生会を行う。今日はめずらしく外食。
さて、帰ってきてから、NHKスペシャルの表題の番組をみた。
2000年4月にスタートした介護保険制度。「家族が担ってきた介護を“社会化”し、必要なサービスを自ら選択。自宅で最期まで生活できるようになる…」そこにはバラ色の未来がうたわれていた。10年目を迎えた今、その理想が実現したとは言い難い。
今回NHKは、超高齢化社会を先取りしていると言われる都内のある団地に注目した。介護保険についてアンケートを行ったところ、1000世帯あまりから回答があり、十分なサービスが提供されず、社会から孤立する高齢者、介護家族が増え続けている実態が明らかになった。当初、国は制度の導入を優先し、その後は「走りながら考える」としてきたが、財源問題などに追われ「介護保険がどこまでサービスを担うのか」「制度を運用する自治体がどのような役割を果たすのか」といった重要な議論は先送りされてきた。今後、団塊世代の高齢化が進めば、さらに多くの人々が介護保険の網からこぼれ落ちる事態になりかねない。
番組では独自のアンケートをもとに介護現場が直面する深刻な実態を浮かび上がらせ、さらに介護事業者や自治体などの取材を通して制度の問題点を検証。介護保険にどのような改革が求められるのか、高齢者介護はどうあるべきか、考える。
十分なサービスが受けられない。そのもとでの家族の現状、施設の側の現状、そして、この保険制度がとどかない、とくに一人暮らしのお年寄りの実情。いっそう、介護保険は使いにくくになり、事業者を市場をベースにおこなったための問題もうきぼりになっている。
なぜ、介護保険は、その理念から、かくも離れてしまったのか。どこに問題があり、何を解決にすべきなのか。だめですね。あまりよく理解できていないです。しっかり、勉強しないとだめですね。
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