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2009/04/15

沖縄に行ってみて3

 高江から那覇まで帰ってくると、もうすっかり夕方になっている。夜は、昔、いっしょに仕事をしていて、4年ほど前に沖縄に引っ越してきた人の家におじゃました。電話では、話をしていたが、会ったのはもしかしたら10年ぶりぐらいかもしれない。早いものである。
 食事をし、飲みながら、つもる話、沖縄の話をして、旦那のほうが、熱中している三線を聞かせてもらう。沖縄民謡を数曲。いちばん心に残ったのは、やっぱり「屋嘉節」かな。戦後、金武町の屋嘉に米軍の手でつくられた捕虜収容所に押し込められたウチナンチュの生活や、ふるさと、愛する人への思いが切々と歌われている。その日、見てきた沖縄の風景などを思いうかべると、ウルウルときてしまった。ちなみに、屋嘉節は、金武町では、現在も大会がおこなわれているそうだ。

 すっかり長居をして、ホテルに戻る。

2009041211362220090412104501 次の日(12日)は、南風原陸軍病院壕に行く。数年前に20号が公開されている。公開される前に、ここにきて、町の文化センターを見学したことがある。そのときに、はじめて沖縄戦というものを体感した。
 見学して、痛感したことは2つ。一つは、自然壕への避難というのは、沖縄ではいろいろなところでおこなわれているが、ここは、人工的に掘った壕であること。沖縄での軍民総動員のありようについて考えさせられる。2つはここでおこなわれたことの最大の特徴は、軍によるその構成員の組織的殺人ということ。軍が民間人を殺すことは、沖縄戦の問題としていろいろ語られているが、ここでは、連れて行けなくなった傷痍兵の殺人が組織的におこなわれたということ。
 壕の入り口の近くに、憲法9条の碑がつくられていた。このあたりは、死んだ兵士たちを埋めたところだそうだ。戦後、遺骨がたくさん発見されたという。

 こうして、短い沖縄の旅は終わった。

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