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2009/03/05

砂川事件:元被告が「日米密談記録」の開示を請求

 今日は、二男の高校の卒業式だった。つれ合いが行く予定だったけれど、疲れてダウン。父が行こうかと言ったら拒否された(笑い)。でも、親にとっては、それはそれで、節目の日である。夜勤のある仕事をしているつれ合いに変わって、母親役をずっとやってきた子育てであるから、かなり感無量なのである。まあ、これからもいろいろ苦労は続くのだろうけれども。

 さて、今日は、昼に、砂川事件の情報公開を求める院内集会に行ってきた。

砂川事件:元被告が「日米密談記録」の開示を請求(毎日新聞)

 1957年に米軍立川基地(当時)の拡張に反対するデモ隊が基地へ侵入した「砂川事件」で罰金刑を受けた元被告と支援団体が5日、当時の日米関係者が裁判に関して密談した記録を開示するよう外務省や最高裁などに請求した。請求したのは元被告の土屋源太郎さん(74)=静岡市葵区=と「砂川事件の情報公開を請求する会」(塚本春雄代表)。
 同事件で最高裁は59年12月、1審無罪判決を破棄、審理を地裁へ差し戻しその後7人の有罪が確定した。…

 このブログで紹介したように、昨年4月に新原さんが米国公文書館で新資料を発見した。、1審判決の翌日にダグラス・マッカーサー2世・駐日米大使(以下当時)が藤山愛一郎外相に最高裁への跳躍上告を勧めたことや大使が田中耕太郎最高裁長官から上告審の時期見通しを聞いたことを示す文書が見つかったのだ。
 歴史をふり返ると、たしかに裁判の進行は異常だった。跳躍上告だけではなく、最高裁は、弁護人の人数を制限しようとしたり、審議を短期間でおこなうために、準備書面を簡略化させようとしたりである。そして、裁判の進行はすべてアメリカ本国に細かく報告もされていた。

 なぜなのか。それは安保改定を目前に、それだけ伊達判決の衝撃が大きかったということなのだ。ていねいに安保条約の実態を審理し、在日米軍の駐留を違憲とした伊達判決の経緯と論理は、その後の基地をめぐるたたかいの原型である。その違憲の論理は、安保条約そのものを脅かしたということがわかる。そして、そのために、いっそうの従属的な対応を日本の政治はおこなったというのが歴史である。その戦後史をもう一度問いかけ、現在の日本を問うのがこのとりくみなのだと思う。

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