ファンジニ
職場で、同い年の友人のIさんと、この間の、子どもをめぐる事件についての話をした。彼女も同じような体験があったそうだ。子育てとは、いつまでたっても、ハラハラしながら、一生懸命におこなうものだ。そして、それがほんとうに子離れ・親離れにつながればと思う。それはそれで、切ない思いをいっぱいしながらの作業でもある。そんなとき、子どもたちが小さかった頃のことをふと思い出す。たくさんの幸せをボクはいっぱいもらっていたんだなあと、そう思う。
昨日、映画版のファンジニを見た。ファン・ジニという実在の詩の名人だったと言われるキーセンを題材に、さまざまな物語がつくられる。テレビのファン・ジニとはまったくちがった話だった。テレビのほうは、技芸に生きる女性を主人公しているが、映画のほうは、愛の物語だ。まあ何と、ソン・ヘギョの美しいこと(ボク的には、テレビのハ・ジウォンのファンであったりするけれど)。
ただ、韓国の映画は、庶民、虐げられたものというのを正面から描く。3・1事件における庶民の自立性ということを先日の趙さんの講演であったけれど、こうした韓国の一面には興味をそそられる。日本との違いと共通性、そんなことにも関心がいく。
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