特別支援教育はどこにいく
バタバタしている数日間に起こったニュースですが、あまり注目されていない大事なもの。
文部科学省の特別支援教育の推進に関する調査研究協力者会議が、「特別支援教育の更なる充実に向けて(審議の中間とりまとめ)~早期からの教育支援の在り方について~」を発表した。
実物はこれ。
特別支援教育の本来の理念は、発達の上で特別に重要な教育的なニーズをもった子どもたちに必要な教育を保障すること、しかし現状の条件整備の遅れをあいまいにしながら、一方で、「個別支援計画」を強調する。
だから養護学校のリストラもすすむし、インクルーシブ教育を強調するが通常教育の整備はすすまない。
気になるのは、この間ずっと「自己責任論」を強調するような流れになっていること、よく考える必要がある問題である。
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教育の場面での自己責任論とはどんなことになるのでしょうか
投稿: す | 2009/02/22 11:03