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2009/02/11

才能を開花させよ~どう支える発達障害児~

 昨日のNHK「クローズアップ現代」を職場で見た。現在の特別支援教育の課題をさぐろうというもの。イギリスでのとりくみと比較しながら考えていく。

Photo26961 人とのコミュニケーションがうまくとれず、周りの状況にあわせた行動が苦手な高機能自閉症やアスペルガー症候群。知的な発達に問題ないのに読み書きや計算など、特定の学習だけが極端に苦手な学習障害(LD)。落ち着いて物事に集中することができない注意欠陥多動性障害(ADHD)。これらの知的に遅れのない「発達障害児」は、文部科学省の調査によると、通常学級に在籍する小中学生の約6%にのぼると言われ、いじめの対象になることもあり対策が急がれていた。国は、昨年度から全ての小中学校で発達障害児を支援する学習・生活指導を行うことを定めたが、専門家不足や教師への研修体制などが整わず、全国で模索と混乱が続いている。 得意分野では極めて優れた能力を発揮する発達障害の子供達の教育はどうあるべきか?30年以上前から取り組むイギリスでは、社会人になるまで一貫した長所を伸ばす教育で、研究者や芸術家として成功する例が少なくない。発達障害の子供達を社会に適応させ、才能を開花させるために、どんな支援体制が必要なのか考える。

 ボクはあまり詳しくはないけれど、紹介されていた実践は、訓練主義的な印象。子どもの人格的発達全体に働きかけるものではない。スタジオゲストは上野一彦東京学芸大学教授、特別支援教育を推進した人だ。特別支援教育の最大の問題は、その条件整備がすすんでいないこと。上野さんのコメントはかなり言い訳の色合いが強い印象だった。
 たぶん、あらためて、本来、特別支援教育というものが掲げるべき理念そのものを問い直すなかで、いまの政策や実践の問題を見ていく必要があるのかなあという感想をもった。語られていないことが、たくさんありすぎるような気がした。

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コメント

日本には(も)、支援なしで普通の大人に混じって芸術家や数学者になっている診断されていない(高機能)自閉症はいますよ… (いました)
すべて「自力で」ですよ…

酷い話しです

美術専攻や数学専攻研究室に「居る」んですよ

自閉症とか誰も教員も生徒も知らないですよ多分…

イギリスの支援受けて芸術家やってる人とは、比べられない位に「やらされすぎ」。 勉強、受験、通学、委員会、体育、塾、部活、アルバイト、下宿一人自炊、試験、就活…

イギリスの障害児童と比にならない激苦労です

投稿: あ | 2009/02/18 02:14

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