告発のとき
この映画も見逃していたので、レンタルがはじまった日に早速、借りて見た次第。
ストーリーはとてもシンプル。イラクからの帰還兵のPTSDにストレートに焦点を当てた映画。しかし、主人公の息子が戦場でとった携帯電話のムービーから、この戦争の狂気を見事に再現する。国旗というものを使って、誰がこのような戦争をすすめのかということもうまく象徴させている。
やはり「告発のとき」という邦題は、映画の内容とはむすびつかないのは事実。原題の"IN THE VALLEY OF ELAH"(エラの谷で)は、旧約聖書の少年ダビデと巨人ゴリアテのたたかいの場。ハギス監督は言う。「僕はこう考えたんだ。いったい巨人と戦わせるためになぜ罪もないこんなにも若い者が送り込まれなければならないのか、とね。若い兵士たちを戦争に送り込んだわれわれの責任を問うこの作品には、象徴的なタイトルに思えた」と。
戦争を理解するうえでは、兵士の実相を理解することがキーポイントになる。兵士の姿をとおして、イラク戦争とは何かをまざまざとうかびあがらせた秀作である。
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