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2009/01/11

派遣切り、限界集落…そこに「共産党」―ルポにっぽん

 今日の朝刊には、かなり驚いた。10・5青年大集会さえ報道しなかった朝日である。

派遣切り、限界集落…そこに「共産党」―ルポにっぽん(朝日新聞)

 1月5日午前8時。三菱電機名古屋製作所(名古屋市東区)前で出勤してくる従業員にビラを配る人の中に、佐藤剛さん(仮名)がいた。
 …その3日前、まさに切られた。5月から三菱で派遣社員として働き、2月末までの雇用契約を更新したわずか3日後、1月9日付での解雇と寮からの退去を通告された。
 北海道出身の33歳。地元の高校を卒業後、職を転々とし、3年半前に愛知県へ。三菱では1日約8時間、製品検査などの流れ作業をこなした。手取りは月約10万円。
 寮の自室でビラを開いた。「派遣・期間工・契約社員でも期間途中の一方的解雇は違法」に衝撃を受けた。
 正社員でないから「雇用の調整弁」扱いされることは覚悟していた。解雇を通告された時、真っ先に去来したのは「予想より早かったな」というあきらめだった。何の補償もなく職も家も奪われて放り出されても、派遣だから仕方ないかと思っていたが、そうか。だまされてたんだ――。
 「やり方が汚い」。このまま泣き寝入りしたくない。携帯電話を取り出し、ビラに載っている番号を押した。そこには「相談はどんなことでも日本共産党へ(無料)」とあった。…

 新聞の1面から2面。WEB版では6ページに及ぶ。朝日が変わったのか。社会全体が、このような記事を求めているということなのか。

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コメント

驚きました。「朝日」がここまで共産党に対して偏見なく「ルポ日本」で記事にしているのにびっくりしました。そして、このしんどい時代に共産党の存在感がこんなにも大きくそしてまた、党を誇りに感じたことはこれまであまりありませんでした。テレビ等の論戦も共産党が軸になっています。信じられません。70年代の胸躍る時代から30年、今また胸がときめいています。学生時代に伏見で出会ったぼくの尊敬する市田さんががんばっています。

 困難な状態にある人は孤立しています。だから、共産党の支持も面のようにはあがってこないのでしょうね。ただ、点は、いままでよりはるかに増えています。面の状態をつくるのは、主体的な努力しかないのでしょうね。

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