イージス艦衝突、主因は「あたごの監視不足」 海難審判
これも大事なニュースのクリップ。
イージス艦衝突、主因は「あたごの監視不足」 海難審判(朝日新聞)海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸が昨年2月、千葉県房総半島沖で衝突し、漁船の2人が死亡した事故の海難審判の裁決が22日、横浜地方海難審判所であった。織戸孝治審判長は事故の主因を「あたご側の監視不十分」と認定、あたごが所属する海上自衛隊第3護衛隊(旧第63護衛隊、京都府舞鶴市)に安全教育を徹底するよう勧告した。 …
海自の側は、まっこうから事実関係を争っただけに、この勧告はとてつもなく大きい。とくに艱難審判所の採決は、組織に対する勧告という形で出されているだけに、それを組織的な責任への勧告として、海自がどううけとめるのかが注目されるところ。
そこでは、そこのけそこのけ、戦艦がとおるという傲慢な海自の態度、BMDの一翼を担い、アメリカの世界戦略の欠くことのできない部分としての強い傲りがありそうだ。胸にしっかり刻んで起きたい事件である。
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