生活の危機は発達の危機―子どもの権利と障害者「自立」支援法・児童福祉法―
今日は、全国障害児学級・学校学習交流集会の3日目の教育フォーラムに参加してきた。表題のテーマのフォーラムに参加した。「自立」支援法のもとでの、就学前の必要な医療・訓練・療育を受けられない子が増えている実態、学校を出た後のグループホームのとりくみ、進路をめぐる問題など、どちらかとえいば学校の外にある、障害ある子どもにかかわる問題の話が中心だった。
やっぱり通所訓練施設やグループホームなど、福祉にかかわる問題というのは、ボクもよく知らなかったし、ボクのような仕事をしている人間のなかでもあまり知られていない。でも、やっぱり養護学校が義務性になっていこう、いろいろとりくまれるようになった子どもにかかわるような福祉の施策はたしかにメニューもふえたし、ここにはいろいろなとりくみもある。けれども、その子どものところに目線をおとせばかつてと変わらないような、いろいろな困難はいまなおあり、むしろ自立支援法や教育のリストラのなかで、新しい困難がもちこまれているということなのだろいうか。
新自由主義は破綻した。でも、切り捨て、攻撃はいまなお進んでいる。
目の前に正念場の事態がある。
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