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2008/12/06

教育・子育て9条の会

20081206133356 上原前市長の国立の実態からはじまったので、どうなるかと思ったけれど、その根底にある問題にせまるような流れになっていったので、なかなか、面白いシンポジウムになっていた。
 佐藤学さんは、いまの教育をとりまく一番大きな問題として貧困問題を指摘。さらにもう1つの問題として管理体制が、たとえば東京の杉並では、いわゆる不審者問題の対応に教師に催涙スプレーを携帯させるところまできていると指摘。理不尽な統制で、教師、親が分断されてきたからこそ、理不尽なことを理不尽なことと発言することが大事だと指摘した。
 堀尾輝久先生は、フランスのトゥールド大学の名誉博士号を送られたそうなのだけれど、その理由として、大学での研究以外に、憲法や子どもの権利などの社会活動が評価の対象になったそう。世界はそうなのですね。堀尾先生は、そういう平和と人権をめぐる大きな流れについての話。
 それぞれ、貧困の問題を言及されたのが共通している。同時に、その背景にある新自由主義、それは管理の背景でもあるのだけれども、そういう新自由主義的な改革でない流れが世界では強まっていることも浮き彫りになった。今度のアメリカの新政権の教育長官には、新自由主義を一貫して批判し、「新自由主義が子どもの発達の権利を奪う」と発言してきた研究者の方がつくそうである。ここでも、日本の異常が浮き彫りになる。
 最後の堀尾さんの、子どもの立場で、憲法を読むという話は、すごく印象に残った(これは研究のあり方への批判的な視点としても)。

 あとは、各地のとりくみが報告された。組合の枠をこえた取り組みは、教育基本法改悪反対のたたかい以降はこういう形で発展しているのかと、うなずかされた。

 まだまだ、実際の子どもや父母に根を張り、その声を集めるという点では、これからという感じだけれども、こうした取り組みが、もっと広がれば、新しい形の教育についての国民的な討論も広がるのかななどと思った。

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コメント

 憲法だとか人権だとか生活だとかいう前に、この世界の成り立ちと仕組みを知るのが先です。
 そして、これに基づいて決まっているヒトの生き方の原理の存在を知り、これをハウツー化した潜在意識の法則/引き寄せの法則の活用法を自分や家族のために使えるようになることです。
 あなたが参加したようなシンポに百万回参加しても、あなたの人生は他人任せのままで自分の思うような生き方は金輪際できないでしょう。
 一般法則論

投稿: 一般法則論者 | 2008/12/06 18:49

 どうでしょうか。私は、そんなふうに、神による法則に支配されたくはありません。というか、人間はより主体的に生きる可能性をもっていると思っていますので。

投稿: YOU→一般法則論者 | 2008/12/06 23:40

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