篤姫
今日は、朝から団地の大掃除。綺麗になる。ついてで家のなかも大掃除したいもの。だってずいぶん、細かい掃除はしていないものね。
なんて考えながら、職場に向かう。いくつかの実務をこなして、1時間ほど人の話を聞きにいく。そこで若者のなかにある自己責任論についての話があった。少し、違和感を感じる。イデオロギーとしての自己責任論の本質を暴露することが中心的な話だったけれど、自己責任論というイデオロギーが若者をとらえているわけではない。自己責任論というイデオロギーを内面化せざるをえない構造のなかで若者たちがすごしてきたのだと。だからボクは、なぜ若者たちが自己責任論を内面化せざるを得ないのか、その構造のほうが、解明が必要なのではないのかと思っている。どうだろうか。
さて、今日は「篤姫」の最終回。久しぶりにはまった大河ドラマ。家族を以上に強調するのは、どうかとは思うけれども、凛として生きた篤姫の姿は、最後まで魅力的だった。江戸から明治への姿を、単純化することなく、いろいろな面から浮かび上がらせてくれたドラマだったのではないかなあ。
宮崎あおいも魅力的だったし、俳優が全体として、魅力的だったね。脚本家の力量も感じた次第。その田渕さんの話が今日の新聞にのっていたけれど、彼女の思いも少し考えさせられた。
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