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2008/12/19

“未曽有”の危機 日本経済は乗り越えられるか

Photo26771 昨日のクローズアップ現代は、今年最後の特集版、それはそれでなかなかおもしろかった。昨日は仕事で見れなかったので、二男にお願いして、ビデオに録画して、今日、見た。

 いくつかよく考えなければと思ったことがある。
 1つは、リーマンショック――これはたぶんブッシュ政権最後の失政だったかもしてないほど、世界の経済に大きなインパクトをもった。その後の経済危機の広がりの現状への認識。あらためて、派遣切りだけではなく、中小企業を、ふくめた危機の広がりはよく認識する必要があるという問題。こういうときだからこそ、政治の役割が問われているのに。
 2つは、では日本でなぜ、この危機が、拡大したのかという問題。その大きな要因には、結局、90年代以降の「改革」のもとで、すすめられたのが結局、アメリカに追随し、アメリカへの輸出に依存する経済を異様に肥大化させたこと。なぜ、とりわけ自動車産業からその危機がはじまったのかというこのここにある。
 3つは、日本の経済システムが、日本の国民経済からあまりにも遊離しているという問題。セーフティネットの問題だけにとどまらず、とりわけ、番組でとりあげられたように、金融機関が、日本経済の根幹というべき中小企業から撤退する。資金繰りが回らなくなりる。巨大金融機関は、ほんとうに「金融化」(カジノ経済化)してしまって、ほんらいの融資から撤退する(黒字企業への融資の打ち切りはその典型)。このことのもつ意味は、資本主義の有り様から言っても、かなり重要な問題だと思う。

 だから、ここからは2つの課題が見えてくる。一つは、本来の経済活動を維持するための緊急の対策。そして、もう1つは、日本経済のこのような問題を生じさせた構造、対米輸出依存の経済構造から、内需とアジアにおける共同の経済圏の確立という問題と、異様な金融化した経済の有り様を実体経済を基礎とした経済に転換すること、そんなことが求められているのだろうか。

 いよいよ、麻生内閣の支持率は10%台に突入した。今日、国会いる人に電話すると、さすがに、これから何が起こるのだろうかというような、きわめて不安定な雰囲気に包まれている。
 ここは、本当に、問題の根源を見詰めるべきだ。強い思いが必要である。

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