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2008/11/09

こうして“核”は持ち込まれた~空母オリスカニの秘密~

 今日のNHKスペシャルです。

081109_c おととし(2006年)、米フロリダ州の沖合に退役した1隻の空母が沈められた。その名は、「オリスカニ」。朝鮮戦争からベトナム戦争までの27年間、第7艦隊の主力空母として日本を拠点に活動した。NHKが入手した米海軍の機密資料からは、この空母が日本に核兵器を持ち込み、その後日本を拠点に朝鮮半島やソ連に向けて核攻撃態勢を整えようとしていたことが明らかになった。当時、米ソの核開発競争が本格化する中、アメリカは日本をその“最前線の基地”として位置づけていたのだ。
 それに対し日本は、非核3原則を掲げながら、アメリカに核持ち込みの有無を確かめることはなかった。日本を核戦略の一部に取り込もうとするアメリカ。アメリカの巨大な核の傘に依存しようとする日本。両国の利害が一致し、より強固な同盟関係が築き上げられていったことが、関係者の取材から浮かびあがってきた。
 番組では、1隻の空母を軸に、アメリカの知られざる核戦略の実態と、日米両国の思惑に迫る。

 核兵器工場まで存在したオリスカニ。こうして、前線に核兵器を配備をすすめ、実際に使用する訓練までもおこなっていたアメリカ海軍。やがて、最前線のアメリカ海軍は核兵器だらけになったという。日本に、艦船に積載されているという形での持ち込まれていたことは、半ば周知の事実だった。岸の発言なども生々しい。
 夏目事務次官の発言からは、中曽根内閣で打ち出された三海峡封鎖というものが、アメリカの核戦略の補完的作戦だったことも明らかにされる。その前提にもアメリカによる核も持ち込みがあるというのも生々しい。こういう非核三原則の空洞化は、過去のことだとしてしまっていいのだろうか。その経緯は、アメリカにひたすら従属した日本の姿であり、それは現在にも連なる。

 さて、現在はどうなのだろうか。いっそう使える核兵器を追求したブッシュ時代。では、オバマのアメリカは何をめざしのか。日本は、アメリカの核にどう向き合うのだろうか。

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» こうして核は持ち込まれた・NHKスペシャル [志村建世のブログ]
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受信: 2008/11/10 17:03

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 原子力空母ジョージ・ワシントンが今年、横須賀に配備された時、 騒いだのは地元くらいで世論は静かだった事が、私には全く納得 いかなかった。史上初めて、「原子力」を使った戦闘艦が日本の国 内に堂々と配備されてしまったのだ。  日本の平和主義の象徴である 「核兵器を作らない、持たない、持 ち込ま(せ)ない」という、非核三原則はどうなってしまったのだろう? ここでいう核兵器とは、爆弾のみを指し、核を利用した戦闘用の乗り物 は核兵器とはみなさないという解釈なのか?などとボケた想像をしてい た。  ところ... [続きを読む]

受信: 2008/11/10 21:48

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