ヒトラーの贋札
久しぶりに休んだので、映画を見た。よく考えると、映画を見るのは何カ月ぶりだろうか。いけないですよね、こんな生活(トホホ)。
さて、この映画。舞台は強制収容所。死ととなりあわせで生きるその実態は、ものすごい緊張感。題材は、国家による史上最大の贋札事件と言われる“ベルンハルト作戦”。第2次世界大戦中のドイツ、ザクセンハウゼン強制収容所で、ナチスから紙幣贋造を強制されたユダヤ系技術者たちの苦悩のドラマだ。
実際に強制収容所でその作戦にかかわった印刷技師アドルフ・ブルガーの著書が原作となっている。
ドイツでは、こうしたナチの犯罪を、映画でも、執拗に描く。この作戦では、ポンド札は1億3200万ポンドつくられたという。
日本では、日本の犯罪についての映画はつくられないよね。731にしても香港映画ぐらいでしょう。南京なんて…。
映画は、贋札の天才、サロモン・ソロヴィッチの苦悩とアドルフ・ブルガーの正義を中心に展開する。なかなかおもしろかった。
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