年長フリーターが固定化 08年版青少年白書
毎年、いろいろな話題を提供してくれる、「青少年白書」だけれど、21日に発表された今年のそれも、なかなか注目される内容になっているもよう。
年長フリーターが固定化 08年版青少年白書(共同通信)小渕優子少子化担当相は21日午前の閣議で2008年版「青少年の現状と施策」(青少年白書)を報告した。フリーターの数は減少傾向にあるものの、25歳から34歳までの「年長フリーター」の減少幅は小さく「固定化」の可能性があることを指摘。親の労働時間の増加に伴い、平日に親子の触れ合いが希薄になっている実態も浮き彫りにした。
07年の15-34歳のフリーターは181万人で、03年の217万人をピークに4年連続で減少。15-24歳が4年で30万人(25・2%)減少した一方で、25-34歳は6万人(6・1%)の減少にとどまった。
若年層での非正規雇用者の割合は、07年は15-19歳で71・8%、20-24歳で43・2%で、他の年齢層に比べて高水準だった。
…また、家庭で平日に親子が一緒に過ごす時間を調査したところ、06年時点で「ほとんどない」と答えた父親が23・3%となり、2000年の14・1%から大幅に増加。「15分くらい」「30分くらい」を含めると約6割に上った。
概要版をざっと見てみた。若者のフリーターや非正規労働への注目は、ここ数年の特徴だろう。ことし、注目されるのは、家庭の問題に注目しているところか。報道では、親子の接触が減っている問題を大きくとりあげているが、実は、困難な状態にある家庭の問題をとりあげていることも注目される。単親家庭の困難をかなり重視している。虐待問題の背景にも、「貧困」があることも東京の資料などもつかって指摘している。
問題を家庭だとか地域一般にしてしまうのではなく、困難な家庭をどう支援していくのかこそが大事なのだと思う。こうした認識にあるのであれば、この点での施策の充実や改善を、ぜひすすめてほしいものなのだけれど。
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