« 今日は | トップページ | 雇用、福祉、生活のあり方と日本国憲法 »

2008/11/16

社会科学をどう再建するのか

 なんやかんや言いながら、昨夜は日本酒が中心だったので、二日酔い(苦笑)。朝は、いろいろあって、少し遅れて、取材へ。今日は、ある法学系の学会の「改憲論批判と民主主義法学」と題するシンポジウムを聞きに行ってきた。さすが、学会の議論である、かなり難しい。
 おおざっぱに言えば、政治や社会の根本を変えていくような改憲の攻撃がなされているもとで、はたして民主主義というものにたいしての議論は、それに有効に対抗できるようなものになっているのかというようなもの。9条の改憲動向にかかわっての社会改造の問題(たとえば刑法の問題)や、現在の改憲のねらいとしての新自由主義の問題。民主主義をめぐってどんな議論があるのか。対抗的な民主主義論の要はどこにあるのか、など、いろいろな議論があり、難しかったけれど、刺激にはなった。これまで読んだ本の理解の不十分さなどもほとほと感じたし、まだ読んでない本について、読んでみたいなあなど、刺激も多かった。ここんところ、憲法や政治学の骨太の議論をあまり読んでいなかったので、いっそうそう思った次第。――

 湯浅誠氏が、『「生きづらさ」の臨界』のなかで、大学における社会科学の衰退の問題をとりあげている。湯浅さんの問題意識とは違うのかもしれないけれど、対抗的な役割をはたすべき社会科学がなぜ、その力を発揮できていないのかということを、自分の仕事にもひきよせながら考えながら、このシンポを聞いていた。なぜ、「大きな物語」?を語れないのか? リベラルな立憲主義で対抗できるのか?と。このシンポでも方向は明確だな、その中身はまだまだ定かではない。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

|

« 今日は | トップページ | 雇用、福祉、生活のあり方と日本国憲法 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/43136745

この記事へのトラックバック一覧です: 社会科学をどう再建するのか:

« 今日は | トップページ | 雇用、福祉、生活のあり方と日本国憲法 »