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2008/11/13

田母神問題の深層

 参考人質疑の際の彼の、完全にたがの外れた発言はすさまじかったけれど、その後も驚くような事実が明らかになっている。田母神氏は以前より、こうした主張をかなり公言していただけでなく、自衛隊のなかで、公的にそうした考え方を、自衛隊自身の考え方にしようとするシステムまでつくろうとしていたということか。

侵略戦争肯定を主張「つくる会」幹部招く 自衛隊幕僚学校 田母神氏新設の講座(しんぶん赤旗)

 幹部自衛官を教育する自衛隊統合幕僚学校(東京都目黒区)で、侵略戦争美化の歴史教科書づくりをすすめる「新しい歴史教科書をつくる会」の福地惇副会長(当時は理事)が講義していたことが十日、分かりました。…

2008111203_01_0c侵略美化 組織ぐるみ 前空幕長招致 井上議員の追及 参院外防委(しんぶん赤旗)

 日本共産党の井上哲士議員の参院外交防衛委員会(十一日)の追及は、田母神俊雄前空幕長が個人的に「論文」を発表しただけでなく、侵略戦争美化、憲法破壊の特異な見解を職務権限を使って徹底していたという、自衛隊の組織的・構造的な問題を浮き彫りにしました。…

 その福地惇氏の防衛庁・統合幕僚学校・高級幹部課程における講義題目「歴史観・国家観」の講義案が西尾幹二氏のブログに掲載されている。これもまたおどろきの内容。福地氏は、冒頭、はっきりと

 本講義の目的は、第一に「昭和の戦争」は「東京裁判」の起訴状と判決に言うような侵略戦争では全くはなく、自存自衛」のための止む終えない受身の戦争だったこと、第二にそれが了解出来れば、現憲法体制は論理的に廃絶しなくてはならない虚偽の体制であると断言できることを論ずることであります。「昭和の戦争」の本質を語ることで、現在の国家の指導者は勿論、国民大多数が持つ「歴史観・国家観」が、その国家・国民の命運を大きく左右する程に重要であることを主張したいと思います。

 とのべる。 国防軍の建設をめざし、軍人としての地位の向上をめざす自衛隊のなかでの動きが、政治の側の自衛隊の「軍」化、近代化の動きとあいまって、暴走をはじめているということなのだろうか。そのときに、中軸となるのが、「靖国」派の流れと、あきらかに旧軍の流れというところがなんともはや、異様な姿でもある

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