« 近藤益雄のことなど | トップページ | 国民審査で、竹内行夫に×を! という運動のお話 »

2008/11/06

教育に穴が空く~“非正規”教員 依存のひずみ~

Photo26552 さて、今日はインタビューの原稿をいったん決着をつけ、午後にはたまった実務にのりだす。それから、少し新聞記者さんに国会の様子を聞いたり…。
 夕食後、職場で、今日のクローズアップ現代を見た。

 いま全国の公教育の場で、教員が確保できずに授業に穴が空くという事態が相次いでいる。財政難に苦しむ多くの自治体では、ここ数年、教育予算を抑えるため、正規の教員数を削減し続けてきた。その一方、教育現場には、少人数学級など「きめ細かな教育」が求められている。そうした中、増えてきているのが、時間給の非常勤講師など、人件費が安い"非正規"教員。現在、その数は教師全体の少なくとも14%に上っている。しかし、"非正規"教員への依存度があまりにも高まったため、その確保ができない学校が出てきているのだ。 非正規教員に頼り続ける公教育の歪みに迫り、教師とは何か、教育とは何か、その原点を探る。

  「構造改革」の名の下ですすめられた、三位一体改革や公務員の定員削減のもとで、学校現場がどのような事態になっているのか。番組では44名の教員のうち10数人が非常勤という学校の実態が、報道されていた。また、先生が病気になって、欠員がうまらないまま、自習が続く中学校の実態も紹介されていた。もう、公立学校がその体をなさなくなっている。一方で、先生を希望する意欲のある若者も多いのだけれど。
 教員の増員については、文科省が、今年、教育振興基本計画の策定にあたって、中教審段階と、最終決定段階で、かなりこそくな手をつかって、そのことを主張したが、財務省にきっぱりと拒否された経過がある。そもそも、教育にお金を使うということを、もっと真剣に考え、行動するということが政治の仕事であるはずだ。

 さて、ここで気になるのは、民主党の態度である。民主党は、昨年、教員数拡充法案を衆議院に提出している。要な教職員の人材確保を目的に、行革推進法が壁となっている規定の削除を求めたもので、これそのものは、大きくは間違っているわけではないと言えるのかもしれない。が、なぜ気になるかと言えば、一方で民主党は、自身の経済対策案の財源として、国家公務員の2割削減で1・1兆円というものを掲げている。ここで対象になっているのはどうも国家公務員であるようだけれど、教員の同じように、国民生活を守るために、本来、より増員が必要な国家公務員についても、削減をうちだしていることになる。たとえば労働基準監督署の職員だとか、食品の輸入を管理する職員だとかそれにあたると言える。あきらかに矛盾する態度のようにも見えるが、どうなんだろうか。しかも、地方公務員の問題などについては、どうもはっきりした言明はない。どう考えているのだろうか? 聞きたいものである。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

|

« 近藤益雄のことなど | トップページ | 国民審査で、竹内行夫に×を! という運動のお話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/43034093

この記事へのトラックバック一覧です: 教育に穴が空く~“非正規”教員 依存のひずみ~:

« 近藤益雄のことなど | トップページ | 国民審査で、竹内行夫に×を! という運動のお話 »