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2008/11/11

傷ついた子どもを支える――自立への長い道のり

 昨日に引き続いて、NHKの福祉ネットワークを見た。今日は、二男にビデオをとってもらって家でみた。

 親からの虐待や養育放棄のため児童養護施設で暮らしてきた子どもたちが、自立への第一歩を踏み出そうとするとき、大きな壁が立ちはだかる。
 児童養護施設に入所できるのは原則18歳まで。高校を中退した場合にはもっと若くても、退所を促されることも多い。
 保護されるべき親もなく、10代後半で自立を迫られる子どもたち。しかし虐待を受け、社会や大人に不信感を抱えた子どもの中には、悩みを人に相談できず孤立したり、職場で行き詰まって仕事を転々としたりする子も少なくない。
 施設を退所した子どもたちを誰がケアするのか。番組では、施設を出た子どもたちと共同生活を送る「自立援助ホーム」にカメラを据え、こうした子どもたちが直面する壁を見つめ、どういった支援が必要かを考えていく。

 もともと、日本の社会的養護の分野は、きわめて遅れた分野だ。そのうえ、さらにその社会的養護にいた若者たちが社会に出て、自立していくことへの支援はおどろくほど貧弱な制度しかない。社会自体が大きく変容し、ただでさえ若者の自立をめぐって不安定さを強いられる現代において、この実態はきわめて深刻な事態を生んでいる。その若者たちを必死で支える、自立援助ホームのとりくみ。若者たちの姿に正直涙がでた。
 こうした一人ひとりに寄り添う取り組みが、社会に問いかけている問題は何なのか。そのことをよくよくかんがえなければいけないと思った。

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