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2008/11/14

日本の教育を考える10人委員会が教員アンケート調査

 1週間ほど前、日本の教育を考える10人委員会が教員アンケート調査を公表している。昨日、各紙が報道していたようだ。

学テ「必要ない」7割 小中教員アンケート(共同通信)

 全国学力テストについて、公立小中学校教員の約7割が「必要ない」と考えていることが13日、大学教授や教育関係者でつくる「日本の教育を考える10人委員会」(委員長・佐和隆光立命館大教授)の調査で分かった。…

 現物は、これ。
 なかなか興味深い結果が多い。

①教員の勤務状況、環境について
・臨時的任用教員や非常勤講師など常勤の正規職員以外の教員数が学校内教員の2割を超えているという回答が全体の22%にのぼる!
・教員が負担と感じるのは、「教員評価・学校評価」、「保護者・PTAの対応」、「会議」など、授業以外の業務である!

②近年の教育政策について
・「全国学力・学習実態調査」については、「サンプル調査で十分」、「必要ない」という意見をあわせると、73%にのぼる!

③教員人事について
・全体の73%が「教員免許更新制は必要ない」と考えている!
・昇任や異動について、「コネ」や「情実」が影響していると感じているのは全体の約6割にものぼる!

④教育現場における問題について
・全体の84%の教員が、「保護者からの過度の要求への対応」に負担を感じている!

⑤児童・生徒の家庭について
・全体の92%が「経済格差が拡大している」と感じており、そのほとんどが「経済格差が学力格差につながっている」と感じている!

⑥教員を続けることについて
・「教員を辞めたいと思ったことがある」のは、全体の6割を超える!

 これは結構、現場の実感に近いものがあるのではないか。
 議論するべき豊富な指摘があるようにも思える。

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