「新テロ法案 月末成立へ 22年1月まで活動継続」ってちょっと何?
ちょっと風邪気味で、身体がだるいです。
さて、政治の世界では、ちょっと驚く展開です。
新テロ法案 月末成立へ 22年1月まで活動継続(産経新聞) 国会内で開かれた衆院テロ防止特別委員会の理事懇談会=9日午前 海上自衛隊によるインド洋での補給活動を来年1月以降も継続するための新テロ対策特別措置法改正案が月末にも成立する運びとなった。法案に反対している民主党が9日、衆院特別委員会での採決を20日に行うよう提案したためで、同改正案は野党が多数を占める参院で一度否決された後、衆院での再議決を経て最短で24日にも成立する。…
どういうことなのでしょうか。アフガニスタンは、つい先月に、治安の悪化で、1-8月の民間人死者数が昨年比で約39%増の1445人となったことが、報道されたばかり。この間の報道でも、国連アフガン代表がタリバンには「勝てない」と発言し、現地政権はタリバンとの対話をすすめようとしてると報じられている。
ほんとうにインド洋での給油は正しいことなのか、こういった情勢のもとで、国会はしっかり議論をすることが求められる。にもかかわらず、ほとんど十分な審議をしないで、あっさりと新テロ特措法の延長を決めるとはどういうことなのだろうか。それをすすめることが国際貢献だという自民党はもちろん、短時間の審議を容認し、問題をあきらかにしようとしない民主党は、どういうことなのだろうか。
そう言えば、この法律をつくるとき、小沢さんは、国会を欠席したんだったよね。アメリカからの要求に、小沢さんがどんなふうに考えているのか、透けて見えるような気がするか、ほんとうのところを語ってもらいたいものだ。
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