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2008/10/14

行き場がない虐待された子供たち

 今日は、朝、少し調子が悪く、やや遅れて出勤。実務をして、メモをつくって、会議をしてというような一日。頭の中をしめるのは、選挙はいつになるのかということである。月刊誌の人間にとってほとんど悲劇的な日々が続く(苦笑)。

 新テロ特措法の延長は、どう考えても10月いっぱいはかかる。24日に第二次補正の骨子が出る。でも法案化(予算化)は11月になる。ここで、麻生さんは、攻勢に出たいのだろう。経済の打開は、自民党だと。
 麻生さんは、たぶん、民主党に審議拒否に追い込みたいのだろうね。だから、日銀人事などもあらためて出してくる。さて、民主党はどう対応するのだろうか。政治がそんな政局のやりとりに矮小化されるのはあまりにも悲しい事態だろうね。
 結局、麻生さんがどんなに優位に立ちたいと思っても、麻生さんのやろうとしていることは、本質的に、新自由主義的な政策、そして、アメリカの戦争への協力政策への微調整のレベルにすぎないから、いずれにしろ、行き詰まりに直面せざるをえないということも明らかなんだと思うんだけれど。

 そんなときに今日のクローズアップ現代を見た。

 去年の児童虐待が過去最多の4万件を突破する中、保護した子供を受け入れる児童養護施設の多くで、定員一杯・パンク寸前という事態が起きている。職員の手が足りず十分なケアができない、さらには施設内で自傷行為におよぶケースも出るなど問題が山積み。一方、養護施設に入れない子供達は児童相談所内にある「一時保護所」に数ヶ月も留め置かれ、学校に通うこともできないなどの影響が広がっている。原因は自治体の財政難で、新たに施設を作ることもままならないことに加え、児童養護施設の役割が単なる「保護」から「心のケア」に変わっている実情に法制度が追いついていないことがある。傷ついた子供達をどう守るのか。厚労省が進めようとしている、「里親ファミリーホーム」の取り組みも含めて検証する。

Photo26432 一時保護所に1年間もおかれている子どもの存在など、ほとんど衝撃である。なぜ、こんなことを政治が放置しているのか、そんなことこそが問われているのではないのか。その子どもたちの絶望感に胸が詰まる。
 もちろん、番組が扱わなかったが、その背景には、なぜ虐待が増加するのかという問題があり、そこにも日本の政治と経済の反映がある。
 あまり問われることがないが、日本は、政府が税と社会保障で介入した後の方が、子どもの貧困率が拡大するという、ちょっと信じられない現実がある国である。政治に何が問われているのか、重く、重く、問い続けたい問題でもある。

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コメント

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よろしくお願いいたします。

投稿: harepanda | 2008/10/15 09:49

 コメントありがとうございます。ぜひ、勉強させていただきます。

投稿: YOU→harepanda | 2008/10/16 00:27

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