子どもの貧困と学力・発達を考えるつどい
今日も、朝、早起きだから、かなり眠いです。午前中は、割合と実務仕事でした。午後からは、埼玉であった「子どもの貧困と学力・発達を考えるつどい」を聞きに、浦和に向かいました。
まず、青砥先生の「高校中退と子どもの貧困」と題して、このブログでも紹介している、7月にNHKが報道した調査を詳しく報道。ボクは個人的には、とても大事な調査だと思っている。貧困のというものが、現在の社会でどういうことを意味しているのかをよく示していると思う。青砥さんは、詳細な調査の結果をもとに、①貧困、低学歴の連鎖、②経済力と学力の相関、③社会階層の移動の困難、④生きる意欲の略奪、⑤中間層の解体、⑥貧困―中退―社会的排除―貧困のサイクル、という話をされていた。
後半は、岩川直樹さんが、「子どもの貧困と学力・発達」という講演。あいかわらず、岩川さんの話はおもしろい。教室の子どもたちの様子とからませてこの問題を深める。貧困に教育は無力か? 貧困の最大の問題が、子どもが人間として尊重されているとう思いをもてないということにあるとしれば、子どもが人間として尊重される教育の復権こそが求められている。実は、これまで学校や教育はこの点で大きな役割をはたしていたのではないか。もちろん、子どもの貧困へのセフティネットの構築は必要だけれど、新自由主義にこうしたそういう教育の再生も大きな課題かなと思った。
今日は、やや早めに家に帰って、夕食をつくる。サケのトマトとチーズのせ、みたいな料理。今週は割合とこった料理が続く(笑い)。あと、DVDを見て過ごす。
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