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2008年9月

2008/09/30

南米の息吹が――エクアドル新憲法承認

 南米のエクアドルで、新憲法が承認されました。
 一般の新聞だと、反米ということが強調され、なかなかその内容がよくわかりません。たしかに、この地域は、反米という流れは顕著で、最近のグルジアへのロシアの武力行使についても、反米が全面で出て支持するという国も存在します。が、この地域で起こっていることをよく見ると、たんに”反米”ということだけではない、深い、新しい国づくりがすすめられているようです。

エクアドル新憲法承認 変革望んだ国民 大企業優先を拒否(しんぶん赤旗)

 二十八日にエクアドルで行われた国民投票で圧倒的多数の国民が新憲法案を承認したことは、国民の多くが大企業や銀行の利益を最優先する新自由主義路線の復活を拒否し、コレア政権による国民本位の変革のいっそうの前進を望んでいることを示しました。
 エクアドルでは一九九〇年代、国際通貨基金(IMF)からの融資条件として、新自由主義の構造調整政策が押し付けられました。この政策を制度化したのが一九九八年改定の現行憲法でした。
 現行憲法下で、公共サービスの民営化、公務員の大量解雇、公共料金値上げ、税金による銀行救済、金融自由化、不安定雇用の拡大など、国民犠牲の政策が相次ぎました。
 新憲法案は、九八年憲法とは対照的に、経済体制を「社会的、連帯的」とし、市場に対する国の管理を強化。無償の教育や医療、不安定雇用の禁止など新自由主義路線を転換する内容です。コレア大統領は「過去への後戻りか、新自由主義を葬るのか。争点は二つの発展モデルの選択だ」と訴えました。…

 国による市場管理の強化、不安定雇用の原則禁止、無償の教育や医療の実現、外国軍基地の設置禁止などが主な内容です。ボクが注目しているのは、外国軍基地の撤去とともに、子どもをもつ家庭への分厚い援助をすすめようとしていることです。新自由主義の政策のもとで、広がった格差と貧困への、根本的な治療をすすめようとしているわけです。これも南米共通の動向と言えるでしょう。

 南米では、未来への模索として「社会主義」という言葉がよく語られます。それはソ連型ではない、議会を通じたものでもあります。世界が、投機経済の破綻で揺れるいま、それとは違う新しい国づくりをめざす、これらの国々の動きには、大いに注目したいと思います。

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2008/09/29

ある意味歴史に残る?所信表明

 この総理大臣というのは、ボクの想像をはるかにこえています(苦笑)。今日の所信表明も、びっくりしました。ある意味歴史に残るかもしれません。短命首相として。

 おどろくのは冒頭。「かしこくも、御名御璽をいただき、第九二代内閣総理大臣に就任いたしました」と。どの時代なんだろうと。さらに続きます。「わたしの前に、五八人の総理が列しておいでです。一一八年になんなんとする、憲政の大河があります」――そうこの人の頭の中では、大日本帝国憲法も、いまの憲法も、そのもとでの政治もみんな同じなんでしょうね。

 一方で、その演説の中身といえば、どんな政治をしようというのか、まったく具体性がありません。とりわけ、貧困と格差、食の安全にふれないし、数日前まではあれほどさわいでいた後期高齢者医療制度、日雇い派遣問題など、ほとんどまともにのべようとしません。

 ただ、民主党にかみつくばかりで、鳩山幹事長が、「野党になる準備をしているようだ」というのもなるほどうまく言うなあと思ってしまいます。

 内容的に言って、歴史に残るほどのひどい所信表明ですし、歴史的な短命内閣の所信表明として、名を残すようにしたいものですね。いやはや参りました。

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東京裁判(その1)

07406_1 いま戸谷由麻さんの書いた『東京裁判――第二次大戦後の法と正義の追求』を読んでいる。とにかく刺激的で、ものすごく面白い本である。とにかく読むことをすすめる一冊だ。

 まず、この本の特徴は、表題にあるように、第二次世界大戦後の国際人道法の発展に、この裁判がどのように貢献したかを明らかにする。検察は何を立証しようとしたのか? また戦争をどう考えるのか、20世紀の国際法の発展のなかで、この裁判がニュルンベルグとともに、どのように準備されたのかを丁寧にあきらかにする。そこにあるのは正義という考え方だ。戦犯を事後法の名で裁かないのは、戦争を違法としていた法の正義の在り方からいって正しいのかというのがニュルンベルグの思想だ。

 大きな山場は、この東京裁判が戦争犯罪をどう立証したのか。南京、泰緬鉄道、そしてアジア太平洋でくり広げられた戦争犯罪と、その指導者の責任。たしかにこれまで東京裁判を語るとき、その政治的な側面に光があたり、実際に、この裁判で、どんな戦争犯罪が認定され、裁かれたのかということについては多くは語られてこなかった。そこにあるのは、息を飲むような、おそろしいこの戦争での日本軍の行為の実相である。
 歴史修正主義の人たちが、東京裁判を忌み嫌い、不当な裁判の名で、この裁判で裁かれたことをすべてなかったことにしようという理由も実はここにあるのだと思う。

 絶対におすすめの一冊。

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2008/09/28

決戦前夜 ~“政権攻防”の行方は~

080928_b もうテレビでは、自民と民主のCMがたくさん流れて、すっかり選挙モードだよね。でも「やりぬく」と「現場」って、もう一つ、争点もはっきりしないし、麻生と小沢ってのも選択肢としてはあまり魅力的ではない??まあ、あまり本質的でない悪口を言ってもしかたがないけれど。
 今日は、職場で仕事をして、夜帰宅。「篤姫」を見た後、表題のNHKスペシャルを見る。やはり、何を言いたいのか、もう一つわからない番組。景気対策の財政出動とその財源ということを、いくら争点にしても、いまなぜ日本の政治や経済がゆきづまっているのかのという原因とその解決の方向が見えてこないからだろうな。

 昨日、取材先で、ボクより先輩?の書籍の編集者の方に会う。最近、ご活躍の編集者。いい仕事をしていて、頭がさがる。その人から、ブログを読んでであろう、「よく本を読んでいるね」と声をかけられた。「通勤時間が長いから」と、答えたが。でも、こういうしっかりした仕事をしている人を見ると、どうしてもうらやましく思えてくる。ただただ、悶々とした気持ちで向かう読書。なかなか、十分な成果に結実しない日々が続く日々である(苦笑)。

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2008/09/27

9.27高学費・高校つぶし・教育格差告発フォーラム

20080927151904 今日は、午前中から、表題の集会に行ってきました。日高教の集会で、高校生たちも登壇して、いま高校の現場で生まれている問題を告発していました。
 大阪の橋下府政のもとでの、高校つぶしや私学助成カットの問題。埼玉の定時制の高校生の高校への思いと、補助金の削減の問題。愛知や神奈川の定時制の保護者の思い。北海道や和歌山、青森や長野など地方の高校つぶしに対するとりくみ。貧困について学ぶ、京都の高校生たちのとりくみ。集会の内容がよかっただけに、参加者が、少なかったのがちょっと残念でした。でも、先日のホットライン(電話相談)も、今日の集会もNHKが大きくとりあげていましたから、大きな訴えにはなったと思います。

 発言を聞いていて、胸がつまりました。個人的にふかまったのが、地方の経済的疲弊のもとでも、高校の統廃合の問題です。定時制のとりくみには、あたまがさがります。
 ども、まあ、結局、いまの政治は、弱いものをこうもどんどん追いつめるのでしょうか。そのことに強い憤りと、同時に、無力感にさいなまれながらも、心の傷と貧困があわさって、心をとざす子どもたちと向き合う先生たちのとりくみ、全国でほんとうに努力されている姿には心が打たれます。

 こうしたとりくみがつみかさなって、子どもの貧困の問題の認識が、少しずつ豊かになっているという実感もあります。同時に、参加者の数に見られるように、この問題を、より社会全体の認識にしていくには、まだまだ、訴える内容も、声も、より豊かに、大きくならなければなりません。
 ただ、大事なのは、人間が人間として大切にされない社会でいいのかということだと思います。このあたり前の主張を、社会全体のものにし、こんな社会でいいのかを問い掛けていくのが、大事なのだと思います。

 集会のあと、現場の先生と少し話をしました。子どもの心をひらく大変さなども聞きながら、もっともっと、まるごと高校生に向き合う必要性を感じました。卒業生の追跡などもふくめ、たくさんのとりくみのなかから、学ぶことの多さを痛感した時間でした。

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驚きの連続?

 いやはや、驚きの連続ですね。麻生内閣。国連総会での演説は、ここにありますが、「テロとの闘いに積極参画」や「日米同盟を不変の基軸」を強調したかと思うと、

日米同盟重視の表れ 麻生首相の集団的自衛権解釈見直し発言(産経新聞)

 麻生太郎首相がニューヨークで記者団に、集団的自衛権の行使はできないとする政府の現行憲法解釈変更の考えを表明したのは、首相の日米同盟重視の姿勢を表したものだ。この問題に全く関心を示さなかった福田康夫前首相とは大きく異なる「麻生カラー」を外交面で明確に打ち出し始めたともいえる。
 集団的自衛権をめぐっては、麻生首相の盟友である安倍晋三元首相が昨年5月、有識者懇談会を設置し、周辺事態に公海上で米艦船が攻撃を受けた際、近くにいる海上自衛隊艦船が敵に反撃できるかどうかなど4事例の検討を指示した。日米同盟の双務性を高め、同盟を強化するとともに、米国との対等な発言権を確保する狙いからだ。…

 真正面から、強い姿勢を示すことで、麻生カラーを出すということのようですね。

 ご活躍なのが、中山国土交通大臣

以下共同通信より
 ▽25日の報道各社インタビュー
 【成田空港反対闘争】
 ごね得というか、戦後教育が悪かったと思いますが、公共の精神というか公のためにある程度は自分を犠牲にしてでもというのがなくて、自分さえよければという風潮の中で、なかなか空港拡張もできなかったというのは大変残念。
 【単一民族】
 日本は随分内向きな、単一民族といいますかね、あんまり世界と(交流が)ないものですから、内向きになりがち。
 【大分県の教員採用汚職事件】
 大分県教育委員会の体たらくなんて日教組(が原因)ですよ。日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になるのですよ。だから、大分県の学力は低いんだよ。全国学力テストを提唱したのは、日教組の強いところは学力が低いのではと思ったから。現にそうだよ。(事件発覚で)学力テストを実施する役目は終わったと思っています。

 ▽27日の自民党宮崎県連会合あいさつ後の記者団インタビュー
 日本の教育の「がん」である日教組をぶっ壊すために、私が頭になるんだという決意を示した。(25日の日教組関連発言は)別に撤回していません。(国交相を)絶対に辞めないと言って、しがみついているつもりはありませんが、推移を見守りたい。

 もう辞任という報道も流れていますが、失言にとどまらない発言ですね。苛立ちよりも、”強い”自民党を誇張したいのでしょうかねえ。そのぐらいずれています。

 流れとしては、そのまま野党と話し合いではなく、補正前に解散というのが強まるのでしょうか。支持率が、上がらなくとも、”強い”ことがいいと思っているような内閣なのでしょう。そのまま、進みそうなかんじがしないでもありませんが…。

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2008/09/26

雇用能力開発機構廃止問題を考える

 今日は、朝から会議。午後、実務などもして、夕方、インタビューのため人に会う。2時間弱、刺激的な話を聞いた。

 その後、表記の学習会に、かなり時間的に遅れて、参加した。これは、

政府のすすめる雇用機構廃止 公共職業訓練 崩す恐れ(しんぶん赤旗)

 政府は「独立行政法人整理・合理化計画」のなかで、職業訓練業務を担う雇用・能力開発機構(厚生労働省所管)の廃止に向けて、年内に結論を出そうとしています。公的職業訓練のあり方の議論抜きに結論を急ぐ動きに、懸念の声が出ています。
 十七日、政府の行政減量・効率化有識者会議(座長=茂木友三郎キッコーマン会長)は「機構廃止」の最終方針を確認しました。機構の運営する施設についても▽職業能力開発総合大学校(神奈川県相模原市)は廃止または民営化▽職業能力開発センター(ポリテクセンター、全国六十一カ所)、職業能力開発大学校・短期大学校(ポリテクカレッジ、全国十一校)は都道府県や民間に移管―などを打ち出しています。
 赤字経営の職業体験施設「私のしごと館」(京都府)の廃止などを例に、「無駄な独立法人」という議論ばかりが目立っています。…

 というものです。
 この学習会で、研究者の方、現場の方からいろいろな報告がありました。

 本来、きわめて公共性の高い、職業訓練や職業教育。一方で、現実の若者の実態や社会のあり方との間で、その現状は、齟齬をきたしているのも事実でしょうね。そのときに、狭義の職業訓練・教育という問題での、接近と、若者の自立という視点からの広い意味での、職業教育について考えることが必要だと思います。教育の側からの接近も、従来の産業教育や職業教育という議論だけでは、ところが、厚生労働行政と、文部科学行政の間の壁があります。しかも、文部科学省のなかで、この問題をになうべき、社会教育や、後期中等教育への関心があまりにもうすいのも、教育振興基本計画にあらわれたりしています。

 討論もそれなりに面白かったですし、学習会後、若い研究者の方と、少しだけでも話ができたのは収穫です。ただ、この問題は、もっと多角的に、そして深い議論が必要な気がします。たんに開発機構の問題にとどまらない、大きな問題が潜んでいると強く思っています。

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2008/09/25

学校4

4988105052628 とりあえず、今月の山場も今日で一段落、あと少しです。
 そんなわけで、今日は、早めに帰ってきました。夕食をつくって、それから「学校4 十五才」を見ました。もう8年ですよね。今見ても、大事なことを言っているなあと思います。

 今日は、完全に親目線で見ていました(笑い)。いろんなことを確認し、反省しながら見た映画でした。
 
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はてしない特権意識ということなのだろうか

 小泉元首相が政界を引退なんていうニュースが流れています。うーん。自民党政治の崩壊の過程、政治の世界はいろいろおこるようですが。

 こういう激動の時代。その政治のあらわになる矛盾をとりつくろうどころが、よりその本質を示していくような事実があきらかになるものなのでしょうか。

 さて、麻生さんは、これまでも「創氏改名は、朝鮮人の人たちが『名字をくれ』と言ったのが始まり」(二〇〇三年五月三十一日、東京大学での講演)という発言などで、物議をよびおこしていますよね。総裁選中も、野中さんが命をはって麻生氏とたたかうと言っていましたが、その背景について、阪口徳雄弁護士が、麻生氏が「最も恥ずべき総理」であるとして、魚住昭氏の著書「野中広務 差別と権力」の一部を紹介しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/56913387.html

 なんという支配者意識というか、特権意識でしょうか。
 かつて、憲法学者の浦部先生だったと思いますが、自民党の憲法改正案にある為政者の憲法意識について、自分たちがこの社会を支配しているのだという特権意識がある、そのことが立憲主義を否定する憲法草案に出ているという趣旨のことを書いていたのを何となく思い出しました。

 麻生さんで言えば、3年前の朝鮮日報に次のような記事があります。

韓国政府、麻生炭鉱に強制連行があったか日本に関連資料要求

 政府は29日、韓日遺骨調査協議会の第3回目の会議で麻生太郞外相が家業として引き継いできた麻生炭鉱の強制連行実態に関する資料を要求した。
 麻生炭鉱は、相次ぐ暴言により物議をかもしている麻生外相の父、麻生太賀吉元衆議院議員が日本植民地時代に運営していた。
 政府当局者は「日本植民地時代、日本企業が韓国人を徴用し、死亡者も多かったと推定されているが、日本政府の調査結果は期待にそぐわないもの」と伝えた。
 また、「麻生炭鉱についても既に調査を要求しているが、日本側はまったく情報を提供しない」とし、「麻生炭鉱は福岡で最も多くの韓国人を徴用した企業として知られていることから、調査をすべき」と主張した。
 日本側はこのような要求に対し、「調査してみる」と答えただけで、明確な返答をしていないとされている。日本人学者と法律家など専門家で構成された「在日本朝鮮人強制連行真相調査団」の調査結果によると、麻生鉱業の徴用者数は1万623人におよぶ。日本の作家の林えいだい氏らが執筆した『清算されていない昭和』という本では麻生鉱業の低賃金や作業環境の劣悪さが紹介されている。

 別に、2世だから、3世だからと言って、その人間性を否定したりしようとは思わないが、少なくともこういう問題には誠実に返答をすべきだと思うのだが。

 ただ、これらの特権意識というのは麻生さんに限ったことではないでしょうね。民主党のある部分の人にも同じことが言えるもかもしれません。ほんとうの庶民の目線に立った政治にどれだけ近づくことができるのか、そのことが総選挙で問われているのでしょうね。
 次のニュースも、この庶民の目線でない政治をあらわしているように思います。

米原子力空母、初の配備 抗議の中、横須賀入港(東京新聞)

 米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン(GW)」が25日午前、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に入港した。同基地への空母配備は1973年の「ミッドウェー」から4隻目で、原子力空母は初めて。政府は、日本の防衛と周辺地域の安定に欠かせないとして受け入れを決めたが、安全対策に日本側の規制が及ばない現状から、地元では原子力災害への不安が根強く、市民団体などが配備に抗議した。…

 なぜ、海外で戦争するための要塞のような原子力空母が、横須賀に必要なのか? 事故はあいついでいるのに、きちんとした情報公開はされない、安全は大丈夫なのか。そんな疑問に何もこたえずに、麻生さんは”日米同盟にとって、のぞましいこと”だと言っているようです。こまったものです。

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2008/09/24

これはないでしょう、麻生さん… (追加あり)

 今日は、出張校正で、ずっと印刷工場につめていました。その前に、銀行で、二男のセンター試験のお金の振り込み。いよいよ受験ですねえ。本人は全然勉強しとらんけど。そんなわけで疲れています(笑い)。

 それはそうと、新内閣の顔ぶれ。もしかしたら最後の自民党内閣の開き直りでしょうか。いやあ、これはないだろうという感じの顔ぶれですよね。
 驚くのが、2世の多さですよね。元首相の、孫子が4人もいる内閣なんていうのは。それだけで民主からの攻撃の材料になるのに、どうなんでしょうかねえ。

 その結果なのかどうか。靖国派が多いのも、否定のできない事実でしょうね。まあ、外交路線として、その主張が全面に出るかどうかは、どうもよくわかりませんが。いずれにしろ、本人の過去の発言や、麻生財閥と強制連行の関係は、いずれは出てきますから。

 破れかぶれで、”真性”保守の旗を掲げるのか? まあ、「機密費」もふくめ、あらゆるものを選挙につぎ込めば、小選挙区制をいかした活路を見いだすことができるという、わずかな可能性にかけているのでしょうか?
 これまでの麻生さんの発言は、どうも具体性に欠けるように思わざるをえませんが、はじまった国会で、どんな議論がなされるのか? これで本気で、総選挙に打って出ようというのでしょうか。麻生さんの本音がどうもよくわかりません。

 でもまあ、ちょっと傍観者的な深読みをすれば、明らかな、伊吹派、津島派偏重でしょうか。それとともに、国民新党抱え込みという路線はないのでしょうか? 一方で、見え隠れする意図は、「加藤切り」かもしれません。政界再編成というメッセージとちょっと、言い過ぎでしょうかね(笑い)。まあ、そんなことは大事なことではないのでしょう。アメリカ追随と、巨大企業の利益に汲々とする政権の政治の中身こそ、問わなければならないのです!

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2008/09/23

何を考える麻生さん  そして学校Ⅱ

 今日は、一日、部屋にこもって仕事をした。まず、読まなきゃいけない本を読み、資料をあさり、そしてゲラを読む。メールも何人かに送る。静かに、1人部屋にこもっての仕事というもいいものだ。職場では落ち着かない面もあることはある。

 だからあまりニュースも見なかった。でも明日には麻生政権が発足する。この麻生さんは何を考えているのか・幹事長に細田さん、官房長官は河村さんだという。あまり目立たないタイプの堅実?な政治家たち。目立つのは俺にまかせろということなのだろうか? 選挙にむけ、麻生パフォーマンスを全開にするということなのだろうか。

 でもまあ官房長官に予定される河村さんは、教育基本法「改正」にむけた段階で文相として活躍された方だしねえ。どうだろうか?

 総裁選をふり返って、上脇先生が大事なことをブログに書いている。上脇さんは、「自民党が07年の参議院議員総選挙で敗北した理由は幾つかあるだろう。そのひとつには、自民党員の減少がある。今月11日付朝日新聞の第二社会面(大阪本社版)には、最も党員が多かった1991年の党員数は約547万人で、昨年07年は約110万人にまで減少していることが紹介されている。つまり、最盛期の約20%にまで党員数は減少しているのである」ということについて、注目をし、「誰一人として、『新保守主義と新自由主義が間違っていたので、それらを止める』との方針を出していなかった」以上、自民党の揺り戻しも、総裁選効果も限界があるというわけである。
 総選挙は、はっきりした争点でのたたかいにする必要がある。

41m1ftsfmcl_sl160_ さて、夜、BSでやっていた「学校Ⅱ」を久しぶりに見た。北海道の養護学校を舞台にした作品だ。いまから12年前。子どもの困難に向き合おうとする人たちは、学校は、子どもたちにとって、その困難からの防波堤であることが期待されていた、そんな感じがする。そして、その学校は、学校の都合で子どもたちを動かすのではなく、子どもの心によりそうことをめざしていた。切ない、子どもたちの心情によりそいながら、決して、安易な解決をすめすわけではなくドラマはすすむ。ああ、権利ってことばは大切にしなければいけないなあだとか。
 いまでも、そんな学校をめざす教師はたくさんいるのだと思う。でもこの12年間の間に、教育「改革」が学校からうばってしまったものも多い。ラストの卒業式は、いま考えれば象徴的。こんな対面式の卒業式は、東京にはもう存在しない。
 学校や教育への切実な思い、そのとりくみへの共感や連帯の思いをもちながら、一方で、複雑な思いも持たざるをえない、そんな思いで映画を見たい。

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戦争への想像力――いのちを語りつぐ若者たち

9784406051514l 「戦争体験」を受けつごうとする若い世代の新たな活動が広がっている。本誌に登場する9人はいずれも70~80年代生まれの若者たちだ。「たまたま」出会ってしまった戦争体験者にたいして、60年という時間を越えて、日常生活のただ中で、どうしたら戦争の現実を伝えられるのかと懸命の努力をしている。
 若者たちは、もどかしいほど、悩みながらその作業をすすめる。しかし、そこからは、監修者の小森陽一さんが言うように、「他者の心の傷を、どのようにして人として受けとめ、自らの心の傷として引き受けつつ、共に治癒させていくかという方向をめぐる、深い探求の軌跡を、九人の記録から読みとることができる」。私たち大人の世代が、あたりまえのように受けとめていた「体験」に欠落していたものも教えられる。本のタイトルには、その若者たちの思想のようなものが込められている。
 自分の生きた言葉で、その思いを語る若者たち。彼らから私たちが学ぶことの多いことを、この本は教えてくれる。

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2008/09/22

麻生さんが自民党の総裁になりましたが――渡辺教授のインタビュー

 今日は、自民党の総裁選。まあ、予定通り?麻生さんが、総裁になりましたね。
 福田さんの、政権の投げだしは、自民党政治そのものの行き詰まりをあらわにしましたが、はたして麻生さんは、どのようにその打開の舵取りをするというのでしょうか。まだ、現時点では、その姿は、あまり鮮明には見えてきませんが、どうなのでしょうか。

 日経ビジネスのオンライン版で、われらが渡辺治先生が、新政権、求められる構造改革と”軍事大国化”(上)というインタビューをうけています。「構造改革によってグローバル企業の競争力回復と、グローバル市場秩序の維持を目指す新自由主義の改革」と「イラクやアフガニスタンなどへの自衛隊の海外派遣などで軍事的な大国化を追求し、その障害となる憲法を改正すること」という2つの課題をめぐって、その圧力の強まりのもとで、看板をかけかえることに、自民党はかけたということなのです。
 渡辺先生はいいます。「5人の候補に加え、民主党の小沢代表には、どんな形でも政権を取ったら米国に対する国際協力はきちんとやらなければならないという点では一致しています。改憲まで突っ走るか、新テロ対策法止まりか、恒久法までいくのかという違いだけです。手直しは必要でも、とにかく消費税も取らない、構造改革もやめるという人はいません」と。

 も掲載されています。下では民主党について、「民主党は自民党と違って、党内では急進派か新漸進派か全く議論していません。自衛隊の海外派遣の恒久法についても議論していない。そもそも代表選をやらなかったのは、結局できなかったから。やれば衆院選を戦えないので蓋をするしかなかったのです」と、その内包する矛盾を指摘しています。「民主党政権になれば、福田康夫政権が抱えた以上の問題を抱えます」というわけです。
 ぜひご一読をおすすめします。

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2008/09/21

フィンランドの高校生たちが人生について考えていること

512bagzdoskl_sl160_ 本のタイトルとしては、結構、奇妙な本である。けれど、この本の特徴というか、本質をよく示している。
 PISAテストで、「学力世界一」が注目されるフィンランド。では、そのフィンランドの子どもたちは、どんなことを考えているのか。もちろん、この本は、たった3人の高校生からの聞き取りだから、それですべてを示しているということはできないだろうけれど、でも、そこから見えてくることは少なくはない。
 高校生の聞き取りを読んでいて、伝わってくるのは、一言で言えば”安心感”。大きなプレッシャーを感じている日本の子どもたちとは大きなちがいを感じる。やはり、子どもをそそがれる視線、そして、子どもをとりまく競争的環境というのが、大きなちがいなのだと思う。
 もう1つ感じるのは、フィンランドの高校生たちの発言の大人っぽさ。これは悪い意味ではなく、社会的な視野と、地についた物の見方というのを感じる。学んでいることが、生活に、地域にねざしながら、世界にひろがっているというのはなるほどとは思う。

 教師の役割が、フィンランドではとてつもなく大きい。「国民のロウソク」という言葉に代表されるように、尊敬を集める。その根底にあるのは、まちがいなく、子どもの必要におうじた教育をおこなうという理念にそこあるのだと思う。教育、そして、学問への信頼が国民的にあるからこそ、その豊かな活動を保障する。窮屈な日本の教育とはここでもちがう。

 この本のいちばんのねらいは、日本は、ボクたちは、いまフィンランドから何を学ぶべきかと問う。そして、そのことを考えるとき、日本の教育のとりくみの何をいま大事にすべきかということでもある。

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2008/09/20

戦場のなでしこ隊

 今朝、地域での仕事。台風でずぶぬれになるかと思ったけれど、何とか、台風をやりすごしたけれど、自転車がねえ。もう、タイヤカバーは曲がっているし、あまりにチェーンがはずれるので、よく見てみたら、のびているのではなく、もう半分切れている。こんなボロボロの自転車を動かすというのは、気分的に惨め。でもねえ、まだ今年の後半の学費のゆくえがあるし、来年はもっと大きい学費がまっているし、父は無駄遣いはできないのです(苦笑)。

 職場で、仕事は思うようにすすまないですねえ。そんな日もあるでしょうが、集中力がないのかなあと、つくずくいやになる。でも今日はつれ合いは、学会で留守。子どものご飯をつくらないといけないし、少し早めに帰宅する。が、結局、二男は学園祭で、かなり遅い帰宅だった。

 そんなわけで、「戦場のなでしこ隊」というドキュメントドラマを見ることができた。特攻がテーマだし、みなくっちゃいけないよね、私的には。

 陸軍の特攻基地、知覧で、隊員のお世話をした女学生の日記にもとづいてドラマがつくられている。かなりの部分は、史実にもとづき、しかも関係者の肉声を織り込んでいるだけに、この”特攻”という事実の、非人間性と切なさを見事に再現はしている。ドラマとしての秀逸。

 ただ、やっぱり”特攻”を描くのむずかしい。それでも、”特攻”ということの半分しか描いていないと思う。その非人間性、そして愚かしさ、を。そのもとで、彼らにどんな苦しみがほんとうにはあったのかを。なぜ、こんな「統率の外道」にいたったのか。ボクらはもっと、この歴史を正面から全体をちょんとうととめなければならない。

 ドラマには、フィクションもある。鳥浜トメが「あの人たちを止めなければいけなかった」という発言は、たぶん戦後の創作。でも、これだけ厳しい事態に直面した彼女たちにとっては、ごく自然な発言でもある。ボクらが、”特攻”をふり返るとき、キーポイントと言える台詞でもある。

 全体として、フジの番組と、あまり期待していなかったけれど、十分に見応えのあるドラマだった。

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2008/09/19

中塚講演「日本近現代史のなかの韓国・朝鮮――改めて歴史の見方を問う」

20080919184624 いよいよ台風がやってきますね。明日は、早起きして地域で一仕事があるというのに…。

 さて、今日は、職場での仕事は夕方で切り上げて、吉祥寺まで中塚明先生の講演を聞きに行ってきました。身体を悪くされていると聞いていたのですが、いたってお元気で、面白い話が聞けました。
 テーマは、「日本近現代史のなかの韓国・朝鮮――改めて歴史の見方を問う」というもの。中塚先生の持論である、15年戦争、アジア太平洋戦争というとらえ方は、ともすれば朝鮮支配のための戦争が欠落する。日本軍の蛮行はもっと以前からあったわけで、江華島事件や日清戦争の時期から広く歴史をとらえることが大事だという視点で話をされました。

 たしかに、歴史を広くとらえると、いろいろなものが見えてきます。先生は、現在の日本の状況を、渡辺利夫の『新脱亜論』や、『南北首脳会談への道』のうけとめられ方などにふれながら、話され、相変わらずの知的関心の旺盛さに舌をまきましたが、その根底にある韓国・朝鮮への日本の無関心が戦前の、朝鮮半島支配という事実への無関心?とむすびついているという指摘はなるほどと思います。出発の時期の、東学事件への日本での関心のなさ、決して、日本は欧米と同じことをやったとは言えない事実を隠蔽しています。日本の歴史をひもといたとき、朝鮮半島と緊張関係が生じたとき、かならず神功皇后の三韓征伐の伝説がくり返し語られるなども、日本の朝鮮半島をあらわしているような気もしました。
 そのほか、明治の時代の軍隊から兵站軽視があったことは西南戦争から見られるというのは、はじめて知った話でした。

 いずれにしろ、来年からNHKで『坂の上の雲』がはじまります。再来年は、併合100年に当たります。朝鮮半島と日本との近現代史は、大きなテーマになっていきます。いろいろ勉強しなければなりませんね。

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悩みは続く???

 つれ合いは、首痛で、数日休んでいた。
 仕事だけではなく、学会の準備だとか、アンケート調査だとか、調査旅行だとか、ボクよりはるかに忙しそうだ。その割には、マイペースで着々とやっている感じ。どうもボクと人種が違い、うまくやっている。うらやましい限りである。いろいろな場でお楽しみもあるようだしね。こちらはストイックにがんばるのみかな。

 今日、仕事で話した人から、逆に質問をうける。うーん、そのテーマでこの間の、議論のポイントを十分つかみ切れていなかったので、ちゃんと答えられなかった。だめですね。まだまだ、仕事が中途半端で追いついていない。遅いんだよボクは、こまったなあ。

 実は、ふとしたことから、なかなかいろんなことをうまくこなせない、自分に苦しんだことを、フラッシュバックのように思い出して苦しくなった。いまでもそうだけれど、若い頃から、自分のやること、計画的に処理をするというのが、どうもできない。とくに実務(そのものは苦手ではないが)を、計画的に処理をするということができない。ちゃんと、できないということが、すごくプレッシャーで苦しかった。年をとると、それなり処理ができるようになったということと、一方で、うまくごまかすことができるようになったということと、まわりがあきらめたということと、いろんな理由から、あまり気にしなくなったけれど。でも、ちゃんと解決しているわけではないだけに、あまり考えすぎると苦しくないということか。

 悶々とするのは、仕事の特性だから、ここはがんばらないといけないけれど、もう少し、うまく仕事をすすめることができないものか。でも、うまくいかないのも、仕事がすすんでいる証拠か。悩みは続くのであった。

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2008/09/18

三笠フーズ関連企業、新銀行東京融資企業からの政治献金って

 政治とカネをめぐっては、おどろくようなことが続いています。

 【事故米不正転売】三笠グループ会社が自民支部に献金 4年間で112万円(産経新聞)  記者会見で二重帳簿の偽装工作は「自分の指示」と述べた「三笠フーズ」の冬木三男社長=6日午前、大阪市北区 三笠フーズ(大阪市)による事故米の不正転売問題で、同社のグループ会社2社が、平成15~19年の5年間に、大阪市内の自民党支部に計112万円の政治献金をしていたことが18日、分かった。支部側は「正当な献金」として、返還しない意向を示している。  政治資金収支報告書などによると、献金したのは、三笠フーズの冬木三男社長(73)が社長を兼務する米穀卸会社「辰之巳」と小売会社「辰之巳米穀」。両社とも自民党大阪市鶴見区第3支部に、15年は各8万円、16~19年には各12万円を献金していた。…

 これって開いた口がふさがらない。

新銀行東京:都議ら口利き問題 昨年も8社から献金164万円(毎日新聞)

 東京都が出資して設立した新銀行東京(新宿区)に対し、都議らが融資の口利きをした企業から政治献金を受けていた問題で、07年にも衆院議員や都議ら計7人が代表を務める政党支部や後援会が、融資の相談を受けた計8社から計164万円の献金を受け取っていたことが分かった。うち5社は融資が実行されたことも判明。いずれの議員も「見返り」ではないと説明しているが、新銀行への政治的介入の実態解明を求める声が上がっている。
 都選挙管理委員会が17日公表した07年分の政治資金収支報告書や関係者の証言などによると、献金を受けたのは▽自民党の衆院議員1人、前都議の区長1人、都議3人▽民主党の都議1人▽公明党の都議1人。計8社から3万~52万円の献金を受けた。うち自民党の衆院議員と都議2人は04~06年にも、同じ企業から33万~132万円の献金を受けた。…

 たぶん、企業からカネをもらうという行為自身、かなりあぶない行為だと思う。そのカネが黒いのかそうでないのかという判断は、危ない行為をおこなったうえでのものだから、だんだん麻痺してくる。自民党などは、いろいろと基準をつくろうとするが、それすらまともに守ろうとしなくなる。そんな感じがする事態が広がっている。

 朝日が10月26日投票と報じた。いよいよ選挙だ!

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経団連の08年の政策評価が発表されましたが

 今日も、いろいろ忙しい。ただ、眠くって、眠くって、ちょっと大変だった。疲れていることも事実。

 さて、ニュースは今日もいろいろあります。

経団連の08年の政策評価、自民支持を継続 民主には辛口

 日本経団連は17日、2008年の自民党、民主党の政策評価を発表した。自民に対しては最高評価を前年の9項目から1つ増やして支持継続を明確にした一方、民主の評価は政局対応への不満から引き続き辛口になった。
 …自民は教育改革と雇用対策で前年よりも1つずつ評価を下げたが、環境政策で格上げとなる最高「A」を獲得。前年並みの評価を保った。民主は税・財政、社会保障、通商政策の3つで評価をそれぞれ下げた。経団連は総評で「自民は個別政策の方向性がほぼ一致している。民主は政局を重視した印象が否めない」と指摘した。

 実物はここにあります。

 こういうシステムがあることが前提として大きな問題。これで政治献金の額を決めるというのなら、政策買収以外なにものでもないでしょう。

 もう1つは、この評価を下すための経団連と自民、民主の懇談の内容。ここには、政党の本音も性格もよく出ている。そういう姿も、総選挙では問われるべき中身だと思うのだ。

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図表で見る教育 OECDインディケータ2008年版

 ちょとした資料。
 先日、OECDの教育費の資料を紹介しましたが、文部科学省がその邦訳の概要を紹介しています。
 これっておもしろいですよ。

 その資料はこれ

 うーん文部科学省の官僚の苦悩も見えてきます(苦笑)。

 今度の選挙では、教育費というものも大きな争点にぜったいしたいものですよね。

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2008/09/17

AIG:FRBとNY連銀が最大9兆円融資 公的管理下に

 うーん、ますますよくわからない。これは日本で言えば、日銀が破綻生保に融資するという形なのでしょうか。
 政府そのものは、どうかかわっているのでしょうか。リーマンは切り捨てても、AIGは救うというのは、明らかに意図があるわけですよね。

AIG:FRBとNY連銀が最大9兆円融資 公的管理下に(毎日新聞)

 米連邦準備制度理事会(FRB)とニューヨーク連銀は16日、経営危機に陥っていた米保険大手AIGに対して最大850億ドル(約9兆円)を融資する方針を決めた。期間は2年。融資と引き換えに、米政府がAIG株式の79.9%を取得する権利を確保し、公的管理下に置いて経営再建を支援する。AIGの資産を事実上の担保とすることで納税者の利益を守る。保険契約は保護される見通し。低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う金融危機は、米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻に続き、AIGも政府が管理下に置いて救済するという深刻な事態に発展した。…

 どう対応するかの知恵もそうですけど、事態をもう少し、正確に理解するという作業がもっと必要な気がします。ちょっと、一面的な報道っていう印象をどうしてももちます。

 ただ、ボクのまわりにもいますが、90年代の日本の金融危機の際に、日本の金融機関から、リストラされて、外資に行ったという人はたぶん少なくありません。かなり過酷な労働条件のもとで働いている彼らの行方はどうなるのでしょうか。そんなことも気になっています。


 きょうのNHKのSONGSで、沢田研二が、先日消化した「我が窮状」を歌っていました。なかなか意味深な、いい歌でした。やるなあ、”ジュリー”。

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政治とカネの問題は、選挙の大きな争点でもあると思うのだけれど

 今日は、朝からたまった実務をなんとか処理。提出すべき書類も忘れていたし。

 それから原稿の発注も。今日は、3人の人と方と電話の話をする。1人は直接会って、話をする。そんな感じで仕事はすすむ。そのためによく勉強も、ね。
 いま夢中で読んでいる本も、おもしろいものがたくさん。帰りは、ジュンクによって4冊ほど本を買い込む。

 さて、いやっていうほど総選挙の雰囲気に満ちあふれてきました。でもまあ、これだけ経済が混乱しているのに、国会をやらずに大丈夫かという意見が出されるのも当然でしょうが。

 今日、気になるニュースの1つが、次のようなもの。

自民・丸川氏、自宅で事務所費計上=政党支部として1107万円(時事通信)

 自民党参院議員の丸川珠代氏が代表を務める政党支部が、東京都新宿区内にある丸川氏の自宅を事務所として届け、事務所費約1107万円を計上していたことが17日、分かった。
 東京都選挙管理委員会が公表した昨年分の政治資金収支報告書によると、丸川氏を代表者とする「自民党東京都参議院選挙区第4支部」は、同氏が当時自宅にしていた新宿区大京町のマンションを事務所所在地として報告。事務所費のほか、人件費約2114万円、備品・消耗品費約437万円、光熱水費約42万円を計上していた。…

 だいたい福田内閣の閣僚だって、政治とカネの問題はあまりにも問題があります。
 上脇先生のブログでひろっても

保岡法務大臣の政党支部が違法献金受領
補助金を受けたグループ企業が福田首相の政党支部に政治献金!
麻生太郎・自民党幹事長は政治献金を返還すべきだ!
太田誠一農水大臣の政治団体の政治資金収支報告は虚偽ではないか!?
太田大臣の政治団体はペーパー団体ではないのか?
太田誠一大臣よ、この点を説明して欲しい(ブログ上の公開質問状)
太田大臣の政治団体はやはり虚偽報告だ!
税金(政党交付金)が太田大臣の親族会社と資金管理団体に還流していた!

 太田さん、資金集めのパーティ問題でも疑惑が浮上していますから、問題おおすぎですけどね。

 同時に、共産党をのぞく政党が受け取っている政党助成金の問題もよく考えたいものです。
 「官から民へ」と、自、公、民の方々はいいますけれどね。自分だけは国からカネですか?
 その額、約320億円。この額があれば、障害者自立支援法で、自己負担をおしつけたものを元に戻すのにちょうどの額なんですよね。

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2008/09/16

リーマンの破綻で…

 アメリカの大手証券、リーマンブラザーズが破綻したことが、世界経済に波風をたてている。田中宇さんなどは米金融の崩壊とまで言っている。

 アメリカの投機経済が深刻な矛盾を露呈したということは、異論はない。そのことが、世界経済に少なくない影響を与えているというのもそうなんだろうと思う。
 この”危機”が、どこまでに危機なのか。資金がショートする金融関連企業はさらに出てきそうだけれど。バンカメが、メリルリンチを吸収合併したり、破綻したリーマンの投資銀行部門は、リーマン本体への支援を断ったバークレイズが買収するというニュースも入ってきている。「バークレイズの株主に魅力的な事業について買収を検討している」と言っているそうだ。
 欧州中銀は、10兆円追加資金を市場に供給するという。

 トータルに見て、こうした動きをどう見たらいいのか。経済というのはよく分からない。少なくとも日本の90年代後半とは違って、アメリカの経済界は、とくに銀行などは、粛々と整理をすすめながら、より儲け先を選択しているようにも見えてくる。では、オイルマネーなどの動きはどうなるのだろうか。アメリカに資金は十分供給されるのか?

 危機は危機なんだろうけれど、ボクには、もう一つ本質的なことがよく分からないでいる。

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二男と待ち合わせ

 月刊誌というのは、結構、先のことを考えなければならない。実は、もう選挙後のことを考えている(笑い)。実に、不自然な仕事でもある。今日は、そんなわけで、メールをたくさん送る一日。午後は、会議。

 夜、あるターミナルで、二男と待ち合わせる。街頭での演説をいっしょに聞いた。彼の感想は、「特別、変わったことは言っていなかった」だって、生意気なこと(笑い)。つれ合いが、首を痛めて(?)自宅で休んでいたため、ほんとうは久しぶりに外食の予定だったけれど、お寿司を買って帰ることに。

 帰りの電車のなかで、二男が小学校のときに、その学校にいた先生とばったり。担任ではなかったので二男は覚えていなかったけれど、その先生は「もう○年もたったのか」と、なつかしそうでした。

 ニュースでは「民主、国民新党に合併申し入れ」とか、「共産党が衆院選公認候補予定138人、前回から半減」とか、うーん、すっかり選挙モードである。個人的には、京都一区の選挙に注目しているけれど。
 10月26日が投票という観測がにわかに広がっているようだ。もう告示までは1カ月しかない。

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我が窮状

 沢田研二さんの「我が窮状」という歌をごぞんじですか?
 私も知らなかったし、まだ聞いたこともない歌なのですが、九条と窮状をかけて歌っているそうです(作詞も沢田研二)。

 harumi-s_2005(「薔薇、または陽だまりの猫」)さんが、そんな歌と、沢田さんのコメントを紹介しています。よかったらぜひ。

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2008/09/15

戦場 心の傷(2) ママはイラクへ行った

080915_c NHKスペシャルでイラク戦争での兵士のPTSDを追いかけたシリーズの2話目。
 ものすごく辛い内容だった。

 7年前の同時多発テロを機に始まったアメリカの“テロとの戦い”。
 アメリカ軍はイラクなどに、総兵力のおよそ11%にあたる19万人の女性兵士を送り込んできた。その3分の1は子供を持つ母親兵士だ。女性兵士に直接、戦闘を行う任務は許されていないが、イラクではどこからが前線なのかが曖昧で、しばしば銃撃戦に巻き込まれるのが現実だ。子どもに銃を向け、殺害することさえある。
 これまでにない状況を経験し、その後、故郷に帰還した母親兵士に今、深刻な問題が生じている。戦場で負った心の傷が原因で「以前のように子どもを愛することができない」、「子どもを愛おしく思う心さえなくした」という母親が増えているのだ。マーシーさん(26)は12歳のイラク人少年に突然、背後から銃撃され、撃ち殺した経験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)になった。症状は息子を出産した後、悪化した。自分の息子の顔がイラク人少年の顔に重なってしまうのだという。育児が出来なくなり、いまは入院治療を続けている。
 イラク人の復興を支えたいと行ったイラクで見た厳しい現実。番組は、家族との葛藤に苦しむ元母親兵士の姿を通して、多くの女性が“前線”で闘うという、これまでにないアメリカの戦争の闇を描く。

 この現実に、彼女たちは抗することはできないのだろうか? 結局、この戦争がなぜおこなわれたのか、その責任を問わない限り、傷ついたこころはすくわれないのではないのだろうか。そのことは、実は、人類史的な課題でもあるのかもしれない。

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働くことの心理学 若者の自分さがしといらだち

32110434 若者といろいろ話していたりして、若者問題について仕事で扱ったりして、もう少し、多面的に若者に接近する必要があるという思いを、常々感じている。心の中にわけいるというか、もちろんそれは心理主義にならないといううえでのことだけれど。

  若者は、楽しく働きたい、やりがいのある仕事に就きたいと願います。そんな働くことに前向きな若者の前には、長時間労働、成果主義、低賃金、非正規という現実があります。わかりにくい上司のいる職場など、きびしい人間関係も存在します。
 もともと、20代ごろは、大人になっていく過程とも言える時期です。働くことについて、選びきれない仕事、それは達成感のない自分さがしのようでもあります。でも、そんな若者の模索を誰も支援はしてくれません、むしろ不安定な状態のうえで曖昧な不安がひろがります。
 正直、心理学の素養がない私にとっては、全部、消化できたわけではなりません、しかし、若者の気持ちと労働の実態に鋭く切りこんだ一冊は、問題意識を大きく刺激してくれたようです。

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「生きづらさ」について

32095466 別に自分の”しんどさ”と関係あるわけではありません(笑い)。
 とりあえず、題名と、雨宮さんと萱野さんの組み合わせに引かれて、ちょっとの中断を挟みつつ、読みました。

 現在の成果主義や非正規雇用の広がりのなかでの若者の経済的なしんどさと、自分がなかなか他人から、認めてもらえない、ある意味でケアされないつらさ、それを現代社会は、「自己責任」の名で、若者に問題があるかのように押しつけてくる。萱野さんは、校舎の生きづらさを、「アイデンティティ」の問題と言う。心理学や社会学の分野では、よく使われるこの「アイデンティティ」という言葉、若者との関係ではエリクソンの議論などが良く引き合いに出されるが、この言葉の効果というのは、ボクにはよくわからない。けれど、今の若者の生きづらさの問題を解き明かすときには、ボクも、他人から評価され、ケアされること、尊厳ある人間しての誇りや自信、肯定感と、そのことを感じさせてくれる、居場所や人間関係、そういった自分であることがまるごと承認されことが必要だと思っている。いずれにしろ十分深めるべき問題なのだとは思う。

 雨宮さんは体験を交えながら、萱野さんは理詰めでの楽しい対談になっている。まあ、対談ならではの、不満もないわけではない。話が少し大ざっぱになる。
 ちょっと余談めいた話だが、萱野さんはあえて、「サヨク」って言葉を使う。ボクも自分を説明するとき、便宜的にサヨクって言葉を使うことはないわけではないけれど、でも自己意識として、自分はサヨクだっていう意識がそうあるわけではない。なぜなら、サヨクっていう言葉はあまり内実が具体的でないから。

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2008/09/14

自分自身の”しんどさ”の話(笑い)

 仕事で、人前で話すこともたまにある。1時間とか3時間の講義などをすると、ボクはたいてい落ち込む。うまく伝わったのかと思い悩むのは、普通のことなのだろうが、ボクの場合、それがやや過剰ぎみ。どうも「評価」というものを気にするような、育ちからをした結果なのだろうか(笑い)。
 仕事が立て込んで余裕がなくなったりすると、結局、具体的な”人”に対する関心が薄くなるのだろうか。そうすると、自分のことしか見えなくなる。だからよけいに、自分の「評価」に自分が縛られあれやこれや思い悩む。一種、自己の肥大化といえないこともない。

 もともと、自己肯定感は強い方ではない。それを自己意識で逆に守ろうとしているのだろうか。自分の仕事に自信がないから、仕事で充実感や使命感をえようということに固執するというのもあったりする。遊ぶことを、極端に避けようとしたりすることもある。この前、たまたま近所の友人と飲む機会があり、ああこういう場をもっともたないと、実は、自分のことしか考えなくなるなあって、反省したりもした。

 そんな自己意識にとらわれるというのは、この年になって、はなはだ情けない話だけれど、案外、男性の更年期ってそういう側面があるのだろうか? 結構自分とつきあうのは、しんどいものだけれど、のんびりとやるしかないのだろうけれどね。

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戦場 心の傷(1) 兵士はどう戦わされてきたか

080914_c 仕事がらこのテーマは。追いかけたりする。日中戦争の戦争神経症は、野田正彰さんや、清水寛先生の研究がある。『戦争における「人殺し」の心理』というアメリカの本もある。そんなテーマをNHKスペシャルが本格的にとりあげた。

 泥沼化する米軍のイラク駐留。激しい戦闘ストレスから前線を離脱する兵士が続出し、帰還兵たちはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症している。米軍は、最新の医学知識を総動員し、兵士の心のケアに追われている。戦場の兵士を襲う「殺される恐怖」と「人を殺す恐怖」。極限状況における人間心理を、国家はあらゆる角度から研究し、人間を戦闘マシンに近づける方法を模索してきた。初めて大量の市民が戦場に動員された第一次世界大戦では、精神に障害を負う兵士が続出。医師たちは電気ショックを与えるなどして戦場に送り返す「実験」を行った。また、第二次大戦で「敵に発砲できない兵士」が広範に存在することをつきとめた米軍は戦後、訓練法の改善を重ねることで、条件反射的に発砲できる兵士たちを作り出す。しかし、彼らが従軍したベトナム戦争では、日常生活に復帰できないPTSD患者が大量発生した。
 兵士を戦場で戦わせるために、人類は何をしてきたのか。番組では、20世紀の戦争史をひもときながら、「兵士の心が壊れる」というもうひとつの悲劇を描く。

 ”キル キル、キル”と叫ぶ殺すための訓練と、それにもとづく行動。市民を巻き込む戦争の様相。民間人を殺してはいけないというプレッシャー。恐怖とそして罪悪感。イラク帰還兵で30万人ものPTSDがいるという。帰還後殺人をおかした兵は、118人?。イラクやアフガンでの戦争が、これほどまでに、奥深くアメリカ社会をむしばんでいるのかと。それでも、アメリカは、戦争を続けようとする…。それは絶望的なアメリカの闇なのか? そこから生まれているものがあるのか。

 日本の自衛隊は? イラク帰還の隊員の自殺の話は聞く。自衛隊の海外派兵がすすめられるようになった2000年ごろ、「自衛隊員のメンタルヘルスに関する検討会」というのが行われていた。その後も、同種の議論はすすめられているのだろうけれど。

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2008/09/13

子どもの貧困と学力・発達を考えるつどい

 今日も、朝、早起きだから、かなり眠いです。午前中は、割合と実務仕事でした。午後からは、埼玉であった「子どもの貧困と学力・発達を考えるつどい」を聞きに、浦和に向かいました。
 まず、青砥先生の「高校中退と子どもの貧困」と題して、このブログでも紹介している、7月にNHKが報道した調査を詳しく報道。ボクは個人的には、とても大事な調査だと思っている。貧困のというものが、現在の社会でどういうことを意味しているのかをよく示していると思う。青砥さんは、詳細な調査の結果をもとに、①貧困、低学歴の連鎖、②経済力と学力の相関、③社会階層の移動の困難、④生きる意欲の略奪、⑤中間層の解体、⑥貧困―中退―社会的排除―貧困のサイクル、という話をされていた。

 後半は、岩川直樹さんが、「子どもの貧困と学力・発達」という講演。あいかわらず、岩川さんの話はおもしろい。教室の子どもたちの様子とからませてこの問題を深める。貧困に教育は無力か? 貧困の最大の問題が、子どもが人間として尊重されているとう思いをもてないということにあるとしれば、子どもが人間として尊重される教育の復権こそが求められている。実は、これまで学校や教育はこの点で大きな役割をはたしていたのではないか。もちろん、子どもの貧困へのセフティネットの構築は必要だけれど、新自由主義にこうしたそういう教育の再生も大きな課題かなと思った。

 今日は、やや早めに家に帰って、夕食をつくる。サケのトマトとチーズのせ、みたいな料理。今週は割合とこった料理が続く(笑い)。あと、DVDを見て過ごす。

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2008/09/12

コーカサス 国際関係の十字路

41zrwka4nil_sl160_ 少し前に、廣瀬陽子さんという方が書いたこの本を読んだ。ロシアとグルジア問題の背景をとにかく知りたいと思ったからだ。

 もちろん今回の事態は、まずロシアの行為が問われるべきであることはいうまでもない。南米の反米の国が。ロシアを事実上支持したりしているが、それは筋がちがう問題である。主権、独立、領土保全の原則という点もそうだけれど、第一、問題を武力によって解決するこということは、現在の国際社会の準則ではない。
 ただ、問題は、なかなか複雑でもある。

 ボクは、これまで旧ソ連の民族問題は、恥ずかしい話だけれど、チェチェンの問題ぐらいした勉強したことはなかった。チェチェンは、ロシアないの自治共和国にかかわる問題だけれど、このグルジアの問題は複雑だ。歴史をふり返れば、ソ連内のグルジア支配とそのもとでの、自治共和国への抑圧という問題がある。ソ連という国は、民族をたくみに分断し、その支配に重層的に利用していたようだ。

 冒頭に書いた問題が前提だけれど、起きている問題は歴史的に理解することが大事だと痛感させられる。同時に、現在の国際社会のありようがその解決を複雑にしているという面もある。20世紀から21世紀にかけての世界の歴史は、国際的な平和秩序の形成の努力がダイナミックに前進した時代だとは思うけれど、その逆流もある。旧ユーゴをめぐる問題にも課題が多いし、「対テロ戦争」なる行為がそのことを複雑にしている。
 もともと歴史がつくりだした課題を、この間の国際社会のなかの逆流が問題を複雑にしているということなのだろうか。

 でもなぜロシアは、自らの外交を有利にすすめるという判断を超えて、南オセチアとアブハジアの独立の承認にふみきったのか。もちろん、直接的にはコソボの独立があるのだろうけれど。
 こうした問題に、どう向き合っていくのか。もう一度、国際的なルールの到達点を、自分なりにしっかり確認しながら、なにが明らかになっていて、何を解決しなければならないのかについて、ちゃんと考えないといけないという感想ももった。ちょっと、国際社会におこっている問題をいろいろ考えないといけないなあと、いろいろ反省し、考えるきっかけになった一冊である。

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自民は献金、民主は交付金頼み=参院選対策で支出増大-政治資金

 仕事は忙しいですよ。こんなに急な世の中の動きだと、実は月刊誌っていうのはとってもつくりにくいのです。企画ものっていうのも手を打たなくてはならない時期に入るのですけれど、いろいろ軌道修正が求められて、早く、目の前にある仕事の決着をつけて、次の仕事にかからなければなりません。さて、総裁選たけなわですが、どうも政党間の争いが後景に追いやられています。そうすると政党の性格というのがよく見えなくなります。でも、政党の性格がよくわかるニュースというのは結構あるものです。

自民は献金、民主は交付金頼み=参院選対策で支出増大-政治資金(時事通信)

 統一地方選や参院選など大型選挙が行われた2007年、自民、民主両党本部はいずれも200億円超の政治活動費を投じ、激しい選挙戦を繰り広げた。同年の政治資金収支報告書と政党交付金使途報告書からは、選挙資金として企業献金などを増額させた自民党と、交付金に大きく依存する民主党の集金構造の違いが浮き彫りになっている。…
 多額の支出を賄うため、自民党は企業・団体献金の「受け皿」となっている政治資金団体「国民政治協会」を迂回(うかい)し、31億4000万円を集めた。企業・団体献金のトップは日本自動車工業会の8040万円。個人を含めた献金総額は、同5.2%増の35億800万円で、収入総額の13.9%を占めた。
 民主党は収入総額こそ同5.2%増加したものの、うち84.2%は交付金で占められ、自民党の交付金依存率(65.6%)を18.6ポイント上回った。また、同党本部の前年繰越金には、交付金基金63億5000万円が積まれていたが、前年の2.9倍に増額した支出に充てるため、07年の交付金を含め174億1400万円を全額使い果たした。…

 3つの感想をもちました。
 1つは、93年の政治改革のさいには、企業献金を将来的になくすために政党助成金を導入したはず。そういう政治改革の約束を反故にして恥じない政党の姿です。
 2つは、企業献金に依存する自民党いう政党は、企業献金に依存するから生じる政党の性格が生じているとつくずく思います。
 3つは、政党助成金に依存する民主党の、財政面での自立性のなさです。同時に、自立性がないがゆえに、たとえ、自民党より額が少ないとしても、企業献金のもつ影響は小さくないという問題です。
 政党が自立的に政党として成り立つためには、まず組織の面でも国民の根をはった政党であるべきでしょう。

 その他、政治資金収支報告の問題について、上脇先生が大事な指摘をしていますので、ぜひご一読を。

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2008/09/11

教育予算:日本、最低の3.4% GDP比、OECD28カ国中

 昨日、クリップを忘れた記事。備忘録としてのクリップです。大事な問題ですけれど。

教育予算:日本、最低の3.4% GDP比、OECD28カ国中(毎日新聞)

 日本の05年の教育予算の対国内総生産(GDP)比は3・4%(前年比0・1ポイント減)で、経済協力開発機構(OECD)加盟国中最低となったことが、OECDが9日公表した「図表で見る教育08年版」で分かった。04年はワースト2だったが、今回は前回最下位のギリシャにも抜かれた。OECD平均は前年と同じ5・0%。3・4%は88年の調査開始以来、日本として最低の数字。
 日本は加盟30カ国のうちデータが比較可能な28カ国で最下位。03年に最下位、02年もワースト2と低迷が続く。今回は小中高校に限ると、対GDP比2・6%でワースト3、大学など高等教育では、同0・5%で最下位だった。
 政府の支出全体に占める教育支出の割合は9・5%で、OECD平均の13・2%を大きく下回った。日本の教育支出は、私費割合が31・4%(OECD平均は14・5%)と高いのが特徴だが、公費と私費を足した教育支出の対GDP比も4・9%でOECD平均の5・8%と開きがある。…

 何度もコメントしているので、これ以上のいうことはありません。
 ちなみに、原資料は、ここです

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空自F15が墜落、乗員脱出 山口県沖、エンジン故障か

 今日は、空自のイラクからの撤退の決定だとか、川辺川ダムの中止の立場を熊本県知事が表明するなど重要な事件が続きましたよね。

 新聞では、大きくとりあつかわないですが、こんな重大なニュースもあります。

空自F15が墜落、乗員脱出 山口県沖、エンジン故障か(共同通信)

 11日午後4時20分ごろ、山口県萩市の見島沖南西約30キロの日本海に、訓練飛行中の航空自衛隊築城基地(福岡県)所属のF15戦闘機が墜落した。男性操縦士1人は墜落前に緊急脱出、約35分後に空自の救難ヘリコプターが救助した。操縦士は脱出の際、首にけがをしたという。
 防衛省によると、事故の直前にエンジン温度が急上昇し、高度が維持できなくなり墜落したという。エンジンの再始動も試みたとみられるが、推力は回復できなかったらしい。同省は操縦士から事情聴取するなどして詳しい事故原因を調べる。…

 F15はいうまでもなく、空自の主力機です。後継機にF22をという話があったけれど、アメリカに断られて、国内生産を模索している最中ですが。もちろん時間もかかります。時間をかけてやっぱりF22という話もありますが。
 このF15って、アメリカで事故が相次いで、いろいろ問題になっていますよね。実は日本でも事故はくり返されているわけですよねえ。一年ほどまえには、アメリカの事故をうけ、日本でも飛行停止処置になり、問題になっていたはずです。どうもエンジン系に問題があるという話でしたが、この事故はどうなのでしょうか。

 今日は、まず家事が大変でした。これからも家事に向かいます(苦笑)。職場では、遅れをとりもどす仕事に集中、なんとか明日にはというメドが立ちそうでしょうか。明日も、家事と仕事に奮闘します。

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子ども理解を深め、学びの物語を紡ぐ

Book5 北海道のある先生から、上ノ国小学校の校長として、「学びの交差点」という「地域をふるさとに高める」教育実践を行ってきた笹原克哉先生の著し 田中孝彦さんが編集・解説している『子ども理解を深め、学びの物語を紡ぐ-地域に生きる教師として-』というブックレットをおくってもらって、読んだ。素朴にものすごく感動した一冊だった。
 檜山の学びの物語を紡ぐという実践は、教研などでN先生の実践を何度か聞いていた。そして、田中先生の「子どもの声を聞く」という調査も何度か話を聞いていた。その根底に何があるのかということをあらためて教えてもらったという感じがする。
 学びの物語を紡ぐというのは、どういうことか。いま子どもたちは、自分への自信のなさと他者とのつながりの脆さのなかに生きている。そんな子どもたちに、バーチャルではない、実感のともなった学びをつくることは、学びの空洞化がすすんでいるもとで、いまの教育が「学力」ということに関わって、ほんとうに大事な課題になっている。北海道の豊かな自然と生活の営みをバックに、その課題にとりくんだの実践記録でもある。
 こうした実践を何が支えているのか。そこに子ども(人間)に対する無条件の信頼と尊敬がある。子どもの声を徹底してていねいに聞きとり、「子ども理解のカンファレンス」をすすめることで、子どもへの理解を徹底して強めている。ある児童虐待の例が紹介されているが、その実践には、庄井先生が言うように、「困難の多い現代社会のなかで、子どもが小さな背中に抱え込まざるを得ない苦悩への痛み。そこから恢復・成長しようとする子どもの根源的な生命力への驚きと喜び。みずからの生活に不安や葛藤をいだきながらも、地域の子どもの成長と発達を、祈るような思いで支援しつづける大人たちとの出逢いと、学び合い。そこから仄見える小さな希望の紡ぎ合い。笹原克哉先生が、教師として暮らし、そして生きてきたこの上ノ国の地域には、そのような人間発達援助の絆づくりの物語が埋め込まれているように思います」という姿がある。檜山の実践は、日本の教育実践の集積のうえになりたつが、現在の貧困という課題に、教育がはたすべき役割の原型というものもそこにあるようにも思う。
 間宮先生が、「インタビューの聞き手である田中孝彦先生が常々示しておられる『子どもの声を聴く』ことができる教師であるために、著者(笹原)はきびしい研鑽を積まれてきたことが伝わってきます」と書いているけれど、校長まで務めた著者の教師としての姿の魅力に満ちあふれるとともに、学校には、教育には、子育てには何が大事なのかを気づかせてくれる一冊になっている。どんな学校が求められているのか。「教職員が支え合う関係にあるのか、それとも責め合う関係にあるのかということは決定的です。私は、管理職の基本姿勢として、教職員と共に大きな共同を築くこと、何よりも、教職員に対する関心と理解、敬意がなければ、学校は人間を育てる器にはなれないと考えてきました」という言葉も秀逸である。根本においては、教育とは「自分を掘り下げていくことであり人間理解を深めることである」。心に刻みたい言葉である。

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2008/09/10

6年連続、「生活苦しい」57% 過去最多、国民生活基礎調査

 自民党の総裁選がはじまるとメディアは、これまでえらそうなことを言っていても、結局は、自民党による電波ジャックの状況になってしまっている。7時のNHKニュースまで、総裁選候補者を生出演させていたのにはかなりおどろいた。あまりにもこの問題を、象徴しているのが、候補者の発言を誰も批判しないことだ。候補者はみんな同じ政党の人間なのだからあたりまえだ。たとえ明らかにまちがったことを言っていても批判されず、言いたい放題の垂れ流し状態の一日だった。

 でもねえ、結局、自民党の候補者の発言は、あまりに国民の実感と乖離しているのではないか――そう強く感じた次第。

6年連続、「生活苦しい」57% 過去最多、国民生活基礎調査(共同通信)

 「生活が苦しい」と感じている世帯の割合は57・2%で、6年連続して過去最多となったことが9日、厚生労働省の「2007年国民生活基礎調査(概況)」で分かった。
 06年の1世帯当たりの年間平均所得額は566万8000円と前年より3万円増だったが、所得が平均を下回った世帯の割合は1999年と01年に並んで過去最多の61・2%だった。
 平均所得が前年を上回ったのは2年ぶり。生活が苦しいと感じる世帯は10年連続で過半数を占めた。…

 5人の人たちは、この生活の苦しさをどれだけ理解しているのかと思う。
 経済政策の議論になっても、結局、前提のなるのは財政赤字の問題。でもいまの財政構造が前提とされる。ここには、たとえば大企業の法人税を上げようなどという発想はみじんもない。支出の面でも、大企業への補助金や、軍事費はまったく議論の対象にはならない。
 もともと、政治を変えるだとか、新しい政権の選択ということはいっさい意味しないのが総裁選である。

 テレビは、もっといまの政治のどこに問題があるのかがわかるような議論をするべきだと思う。野党各党の政策と対比するとかしなければ、まったく国民にとって意味のない総裁選報道になってしまう。これで自民党の支持があがるということを本人たちは期待しているのだろうけれど、この実感からの乖離は、かえって国民の不信を買うにちがいないのではないだろうか。

 さて、仕事のほうは、忙しい局面。遅れている座談会の処理などを集中してすすめる。
 つれ合いの学校もはじまって、家事の方もだいぶたいへんでもある。

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2008/09/09

11年度から消費税10%、経団連要望へ

 ココログの投稿がうまくいかないですよね。混雑ですって。負荷がかかりすぎなんでしょうね。

 さて、自民党の総裁選は、ここにきてできレースだとか、管理総裁選ということが指摘されるようになっています。それはそれで重要な指摘ですが、結局、総選挙で何が問われるべきなのかということも、行間からは見えてくるように思います。結局、総選挙では、どんな日本をつくるのかということがもっと問われるべきではないのでしょうか。

 たとえば経団連がこんなことを言っているようです。

11年度から消費税10%、経団連要望へ(読売新聞)

 日本経団連は8日、中期的な税制の抜本改革案として、消費税率を2011年度から5%引き上げて10%とするよう政府に要望する方向で最終調整に入った。
 正副会長による正式な組織決定を経て9月末にも公表する。
 経団連はこれまで、07年1月に御手洗冨士夫会長のビジョンという形で、15年までに2段階で消費税率を事実上10%まで引き上げるよう求めていた。しかし最近の試算によって、医療、年金などの社会保障制度を安定的に持続させるためには、消費税率を一気に引き上げ、引き上げ時期も前倒しせざるを得ないと判断した。…

 でもねえ、与謝野さんが、「2011年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化達成を視野に、消費税を含む抜本税制改革を3年間の工程表として示す考えを示唆しており、政権構想では、『税制、社会保障制度、財政改革の道筋を提示する』としている」ということと微妙に一致しているのですよね。

 では、民主党はどうなのでしょうか。少なくともこれまで、民主党と経団連の議論では、そのことを否定しているとは思えません。小沢さんの政策案を深読みすることもできるのではないかという疑問を生じます。
 自民党政権の終わりが現実性をあびるなかで、結局、どのような日本づくりをするのか自体が問われざるをえないと思います。国民の立場にたつ経済や社会保障のあり方とはどういうものか、しっかり考えたいものですよね。
 おりしも、健保組合のあいつく解散で、医療制度そのものについても、未来像が求まれるのですから。
まったく私の専門外の、不得手な分野ですけどね。

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「名ばかり管理職」に基準 厚労省、指導強化へ

 雇用についての政治の対応は、大きく変化していることが実感できます。

「名ばかり管理職」に基準 厚労省、指導強化へ(共同通信)

 権限がないのに管理職と見なされ残業代が支給されない「名ばかり管理職」問題で、厚生労働省は9日、小売り、飲食業などのチェーン店店長について、労働基準法の管理監督者に当たるかどうかを判断する基準を全国の労働局長に通達した。
 厚労省によると、(1)アルバイトなどの採用に責任と権限がない(2)部下の人事考課に実質的に関与しない(3)遅刻、早退を理由に減給されるなど不利益な扱いを受ける(4)時給換算でバイトなどの賃金に満たない-などの場合に管理監督者として認められないとしている。…

 どうも、厚生労働省がおこなった調査のデータが、報道によって微妙にちがうのはどうしてでしょうか? いちばん時間が直近の毎日の報道では、「調査は今年4~6月、過去に問題があった小売り、飲食業など全国の66店舗を対象に実施。このうち55店舗で管理監督者扱いの店長がおり、さらに、副店長や主任など33人も管理監督者扱いされていた」と言います。これは厚生労働省のHPのものと同じです。
 その通達はここにあります。

 もちろん、この通達は、重要な意義があるとともに、ここで基準とされたもの以外を管理監督者と認めることになり、そのことには問題はないのかということも指摘することができるのだとは思いますが。

 でも、こうした流れを、真に労働者の保護に結びつけていきたいものです。この点も、総選挙の大きな争点です。

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2008/09/08

小沢さんが民主党代表選無投票ということですが

 ちまたでは、選挙は10月26日とか、11月9日とか言われていますよね。ちょっと想像を超える展開です。

 さて、今日は、小沢さんが民主党代表選で3選されました。
 小沢さんは、次のような政策を掲げているそうです。

 【社会保障】「消えた年金記録」の問題は総力を挙げて被害を救済。すべての年金制度を一元化し、最低保障部分は全額を税で賄う。後期高齢者医療制度は廃止する。
 【子育て支援】子ども1人当たり月額2万6000円の「子ども手当」を支給。公立高校の授業料を無料化。
 【雇用】あらゆる手だてで「働く貧困層」を解消。最低賃金を引き上げ、パートや契約社員を正社員と均等待遇にする。
 【地域社会の再生】農業、漁業は「戸別所得補償制度」の創設で経営安定を図る。地方の中小企業を税制などで支援。
 【生活コストの低減】全国の高速道路を無料化。ガソリン、軽油の暫定税率を廃止する。
 【財政改革】特殊法人、独立行政法人、特別会計は原則廃止。公務員の天下りは全面禁止する。
 【地方分権】地域の行政はすべて地方に任せる。国の補助金は全廃し、地方に自主財源として一括交付する。
 【政治改革】与党議員が100人以上、副大臣、政務官など政府の役職に就く。与党が政策の立案、決定を主導する。
 【国際貢献】温室効果ガスの半減へ省エネルギーを徹底。強固で対等な日米関係を築き、アジア諸国と信頼関係を構築。国連平和活動に積極参加。国連改革を推進する。

 自民党は、総裁選を華々しくやって、解散ということでしょうが、その思惑にもかかわらず、自民党の崩壊が深刻であることは、昨日の京都市議選の結果が示しているように思います。では、小沢政権ということもいささか現実味を帯びてきます。
 だからこの小沢さんの政策案というのは実はとても重要なように思います。
 たしかに、積極的な提案もあります。子ども手当、高校授業料、最低賃金や均等待遇などなど。同時に、これはどうなのかという点も少なくありません。
 とりわけ経済の骨格にかかわるような年金などの問題、国際貢献の問題などもそうでしょう。だからこそ、この自民党政治の崩壊という事態を前に、どんな政治をつくるかが、よく議論されなければなりません。私は、どのように発信できるでしょうか。

 こうした事態を国民がどううけとめているか。いくつかの世論調査が今日発表されています。

辞任理由納得できない 74%(NHK)

 NHKが行った世論調査によりますと、福田総理大臣が辞任の理由を「新しい布陣のもとで政策の実現を図るため」などと説明したことについて、「納得できる」と答えた人が21%だったのに対し、「納得できない」と答えた人は74%でした。…

 注目されるのは、福田総理大臣の辞任のしかたについて尋ねたところ、「適切だ」が5%、「どちらかといえば適切だ」が9%だったのに対し、「どちらかといえば適切でない」が22%、「適切でない」が60%。
 次の総理大臣が秋の臨時国会で最優先で取り組むべきテーマを尋ねたところ、「景気対策のための補正予算案」が49%で最も多く、次いで「衆議院の解散・総選挙」が29%、「消費者庁を創設するための法案」が10%、「インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するための法案」が4%。
 もっとも注目が、今回の自民党総裁選挙で小泉政権以来の構造改革路線を堅持すべきか見直すべきか質問したところ、「堅持すべきだ」が15%、「見直すべきだ」が47%、「どちらともいえない」が32%。

 一方、小沢代表のもとでの民主党政権を期待するかどうか聞いたところ、「大いに期待する」が8%、「ある程度期待する」が28%だったのに対し、「あまり期待しない」が35%、「まったく期待しない」が24%。
 次の衆議院選挙後の望ましい政権の形について質問したところ、「自民党が中心となる連立政権」が26%で最も多く、次いで「自民党と民主党による大連立政権」が23%、「民主党が中心となる連立政権」が20%。

 一方、TBSの世論調査は、民主中心の政権のほうがうわまわっています。国民の模索は、まだまだ途上なのでしょうね。そこにはメディアにも、政党にも、責任の一端があると思います。だからこそ、本質をついた議論をすすめたいものだとつくずく思います。

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2008/09/07

京都市議選補選で、共産党が圧勝!

 京都から、ビックリするニュースが飛び込んできました。
 自民党市議の死去に伴う定数1の京都市議南区補欠選挙。日本共産党の佐野春江候補が自民党候補との事実上の一騎打ちに圧勝したというニュースです。佐野候補 10441票。自民党候補8195票。庶民いじめの自民党政治に加え、福田総理の無責任な辞任に市民の怒りは倍増したということでしょうか。政治のテレビの取り上げ方とはちがって、国民のなかでは大きな変化が確実におこっているようです。
 南区は衆院では京都一区。伊吹財務大臣の地元です。まもなくおこなわれる総選挙もおもしろいものになりそうです。

 ここ数日、いろいろなことがありました。そのことはまたおいおい。

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2008/09/05

蟹工船

 今日は、朝から短い会議が1つ、それから長い会議が1つ。夕方以降は、明日、関西のほうに行ってしゃべらなくてはいけないので、その準備にとりかかる。肝心の、仕事のほうは一行たりとも進まない。トホホの一日である。

 それでも、今日いくらか若ものについての話を聞くことがあった。若ものの深刻な話は、全国いたるところである。かくも日本社会というものは、困難をこんなにも若ものに押しつけたものだと痛感させられる。同時に、若もののも、それを支援する人たちのとりくみも、いろいろな課題を孕みつつ、なかなかしたたかに、豊かにとりくにはじめている。

 そういえば、今月の『世界』は、「『若者が生きられる社会』宣言――労働、社会保障政策の転換を」である。80P近い特集を組み、本田由紀さんや、田端先生、布川先生などお世話になっている方々が提言を発表している。なかなかやるもので楽しみである。

51ddaz7rt6l_sl500_aa240_ 表題の蟹工船ブームは、今度は、映画の自主上映運動にまで広がっているようだ。DVDをいっしょに見ようという取り組みにも知らない人が来るようだ。映画そのものはいたって暗い映画ではある。監督の山村聡は、俳優としては必殺シリーズなどでおなじみだけれど。そんな映画をあわてて見た。

 なぜ、ここまで、ブームとなったのか。そのことを今の問題としてよく受けとめる必要がある。1つは実態、もう1つは、若者自身の思いということだろうか。

 とにかく明日は、早朝出発しないと間に合わない。過酷な日々は続く。

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2008/09/04

体調をくずしてしまいました

 暑さ負けでしょうか、ちょっと体調をくずしてしまいました。ちょっと風邪っぽくもあります。
 しっかり寝て、頭も休めて。ただ、仕事がたまって、かなりピンチです。

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社会保障に不満75% 年金最多、内閣府調査

 資料の備忘録です。

社会保障に不満75% 年金最多、内閣府調査(共同通信)

 内閣府は3日、「社会保障制度に関する特別世論調査」を発表した。現行の社会保障制度について「不満」と答えた人が75・7%に上り、「満足」の20・3%を大きく上回った。満足していない分野(複数回答)は年金が69・7%で最多、以下は医療56・4%、介護53・3%、育児・出産支援42・4%の順だった。

 医療や年金など社会保障の給付と負担のバランスについては、42・7%の人が「給付水準を保つため、ある程度の負担増はやむを得ない」と回答。一方で給付水準を下げても「従来通りの負担とすべき」と答えた人が20・0%、「負担を減らすことを優先すべき」も17・2%だった。…

 うーん、日本の社会保障というのは、これほど不信だらけのものだったのだろうか。70年代までのさまざまな制度の拡充のなかで、結構、いいものができたものもあったのではないのかなあ。とくに医療などかつては世界に誇れる制度だったような気がするのだけれど。育児だって、日本の保育は誇れるものがあるはずだ。

 ではなぜ、これほどの不信が広がったのか。なぜ、これまではたしていた役割がはたせなくなったのか。
 90年代の後半以降の、「構造改革」にこそ、大きな問題があるのだろうけれど。ならば、まず、社会保障の問題を考えるとき、この「改革」についてのしっかりした総括からはじめなければならないし、その点でも再建が求められるのだと思うのだ。

 調査の現物はこれ

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2008/09/03

今日は対談の一日

 新学期がはじまって、朝5時半に起きて、子どもの弁当をつくる。いよいよ日常が戻ってきた。まだ、身体がなれないこともあって、絶不調。胃腸の具合が悪い。

 さて、少し遅れて職場に行って、午前中は会議。まあ、職場もいよいよ選挙モード。臨時国会の冒頭で解散があれば、10月中の選挙となる。補正審議に入れば、11月か12月ということか。でも、冒頭解散の可能性もまったく否定できない。なにしろ、すでにメディアは自民党がジャックしているではないか。麻生さん、小池さんの対立を軸に、石原さんなどどこまで登場するのかなあ。
 一時期、「上げ潮派」対「増税派」の対立という図式が言われてきたけれど、いまはもう単純化して、「財政出動積極派」対「慎重派」という図式かなあ。前者の対立は、「構造改革」内のあらそいみたいな側面もあったけれど、いまは、「構造改革」そのままでは、なかなか自民党の未来が描けない苦悩が垣間見える。同時に、ここにきて、「構造改革至上主義」とも言える議論が、結構強い主張されるのも、自民党の苦悩がよく出ている感じがする。つまり、大企業の利益を軸にするという政治の枠組みのなかにいるかぎり、そうなるということなのだとつくずく思う。

 でも、月刊誌をつくる人間からすれば、10月選挙などになると、十分なカーブを切りきれない。困ったもの。11月の企画も立てづらい。思い悩む日がはじまる。

 今日は、午後から「対談」の仕事。貧困にかかわる研究者と、政策にかかわる方の話を聞いた。現場にも精通した方だけに、断定的に物事を考えるのではなく、つねに「なぜ」ということを問いかけながら、物事を考えている姿勢に、頭がさがった。「ふにおちない」といった、ボクの思いにも、わりあいと正面からこたえてくれた。

 今日、虐待に関する1つの裁判の判決があった。ボクが住む地域の事件である。

育児放棄で母親に懲役6年=置き去り2歳児餓死-さいたま地裁(時事通信)

 埼玉県三郷市の祖父母宅に2歳の次男を置き去りにし、餓死させたなどとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた母親の無職島村恵美被告(30)の判決公判が3日、さいたま地裁で開かれ、中谷雄二郎裁判長は懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡した。
 中谷裁判長は「親としての自覚や愛情はもちろん人間性にも疑問を感じさせる、あまりにも冷酷で非人道的な犯行」と指摘。動機については、検察側が「交際相手と同居生活を送るため」としていたが、裁判長は「自分の時間が欲しいとの思いから育児放棄した」とした。…

 判決の報道をみるかぎり事件の背景にはふれられない。もちろん、この母親の行為が許されるとは思えない。なぜ、救えなかったのか――そう考えても、これらの報道からは解決の道筋は全然見えてこない。

 ただ、こんな記事が数日前にあった。はたしてどう感じるだろうか。

三郷幼児放置死事件 男児なお『ママ悪くない』 (中日新聞)  「ママは悪くない。僕がご飯を自分だけ食べて、弟や妹にあげなかったから。僕が本当に全部悪い」  先月二十日、さいたま地裁。埼玉県三郷市の豪邸で三月、二歳の男児が餓死しているのが見つかり、保護責任者遺棄致死傷罪で起訴された島村恵美被告(30)の初公判で、検察官が双子の弟妹とともに十一日間置き去りにされた長男(6つ)の調書を読み上げた。… 続きを読む "今日は対談の一日"
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若者の半数が違法労働を経験 76%泣き寝入り

 若者の困難を、当事者の若者自身が発言する。それは何もユニオンだけではない。さまざまなユニークな活動が、社会の注目をあびている。

若者の半数が違法労働を経験 76%泣き寝入り(共同通信)

 残業代不払いをはじめとする違法労働を経験したことがあるとした若者は51%に上り、うち76%は泣き寝入りしている実態が2日、若年労働者を支援する民間非営利団体(NPO)の「POSSE」(ポッセ、東京)による計500人の街頭アンケートで分かった。POSSEは「労組などの社会的サポートがなく、あきらめが広がっている」と分析している。…

 経験した違法状態は、「残業代不払いが最も多く、有給休暇が取得できなかったり社会保険に入れないなどのほか、セクハラやパワーハラスメントもあった」そうだ。違法状態に対し何もしなかった理由としては、「是正させることができると思わなかった」「職場の人間関係が壊れる」などをあげている。「労組や労働基準監督署に相談した人はゼロで、対処した人の大半は自分で会社と掛け合った」という。この調査結果がボクらに教えていることも少なくはないようにも思う。

 結果は7日午後、東京都新宿区で開くシンポジウム「やめる若者・やめない若者」で発表するそうだ。(問い合わせはPOSSE事務局、電話03(5779)1890)

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2008/09/02

府教委、市町村教委に結果公表を要請 橋下知事も理解

 今日の新聞では、表題の記事。
 この間、たとえば北海道新聞は、「全国学力調査 毎年実施の意味あるか(8月30日)」
とか山陽新聞が「全国学力テスト 毎年続ける必要あるのか(9月2日)」とかいうきわめて真っ当な社説がでるのだけれど。しかしテストがあるかぎり公開に向かうのは、一つの力学。

府教委、市町村教委に結果公表を要請 橋下知事も理解(朝日新聞)

 大阪府教委は2日、橋下徹府知事から全国学力調査の市町村ごとの結果一覧を公表するよう指示され、拒否していた問題で、市町村教委に対してそれぞれの自治体の結果を公表するよう要請する方針を固めた。橋下知事と府教委が同日協議し、知事も理解を示したという。学校別の結果は公表しないことも確認した。…

 もともと【学力テスト】「このザマは何なんだ」橋下知事が大阪府教委批判というのが発端なんだろうけれど、あまりにも府教委には見識がない。まあもともと、しっかりした教育論があったわけではなく、大阪の場合は、競争のすべてを差別としてとらえるのような極端な、ゆがんだ平等主義が、「解同」の影響下で存在したということも、こういった事態を生む背景にはあるのだろうけれど。

 学校の教育活動の、ほんの一つの側面をしめすものにすぎない調査であるにもかかわらず、ここまで、その点での評価を肥大化させ、競争を強化しようとするのか。橋下氏の見識のなさ、府教委の自主性のなさ、こんな人たちに教育活動が滅茶苦茶にされないようにしなければならない。

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児童虐待 現場からの提言

31f9gkp8ztl_sl160_ この前、朝日新書を読んだことで、刺激をうけて、岩波新書のこの本を読んでみた。少し前、著者と会う機会もあったので。

 いろいろ感想はある。個人的に、家族というものに葛藤をかかえて生きてきた人間にとっては、このテーマはかなりつらいものだし、具体的な事例をもとに書かれているこういった本は、読むだけでかなり疲れる…。でも、家族にかかわる苦しみをむき出しにした結果生まれたのが現在の”虐待”という問題だろうか。かつても、虐待はあったのだろうが、いまは極端な悲劇として現れる。

 最初の児童虐待の定義。懲罰権の存在などははっとさせられる。たしかに国民的な合意が必ずしもない問題だけれど、そのスタートラインからこうもむずかしいのか。

 児童相談所という現場でその問題にかかわってきた著者の目からは、現状に大きな責任をもつ政治にきびしい視線が注がれる。この間の法の制定と法改正を一定の評価をしつつ、それで十分かと問い掛ける。
 1つは、問題に対処するシステム。なぜ、児童相談所という一機関に問題をおしつけるのか。そのことが解決を困難にしている点は確かに多い。
 2つは、虐待の対応という専門性への軽視への怒り。読んでいて悲しく切なくなる事件が多いが、何よりも、子どもたちも、問題をかかえる親も、十分な支援がなされないこと。結局、子どもの権利の軽視は、実は、子どもに対応する専門家を軽視するこということが日本では象徴的なできごととしておこっているのではないかと感じた。それは、教師をめぐる問題でも同じことが言える。
 3つは、貧困への支援も問題。この点でも、合意への課題は大きい。

 正直、解決への課題の大きさにはたじろぐ。でも、こうした問題に抜本的にメスを入れることができない政治であることが、日本のもっとも大きな問題なのだと思う。そのことは必ず問われなければならない、そう痛感する。

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月刊「現代」など休刊=講談社

 福田さんの辞任ほど大きなニュースではないですけど…。
 ちょっとショックなニュースです。

月刊「現代」など休刊=講談社(時事通信)

 講談社は1日、月刊3誌の休刊を決め、総合誌「現代」を12月1日、「クロスワードin」を11月14日、漫画誌「マガジンZ」を来年1月26日発売分でそれぞれ最終号にすると発表した。…

 月刊誌にとっては、とても難しい時代です。『論座』は、まあ、とは思いますが、『現代』は、個性的な記事も多かったし、とくに社会ねたで良心的なライターの力作もあったので…。

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2008/09/01

今年も全国学力テストの結果が発表されましたが

 さて、いまの政治の行き詰まりというのは、いろいろなところであらわれている。教育の分野では、たとえば全国学力調査(学力テスト)をめぐって、そのことは言える。2日前に、今年の調査の結果が発表された。さて。

動かぬ学力順位、なぜ 全国学力調査(朝日新聞)

 全国平均を大きく上回った、または下回った都道府県の顔ぶれは変わらない。29日に発表された全国学力調査の結果だ。だが、なぜそうなったのか、分析は不十分と専門家は見る。発表が早まったことには学校から歓迎の声があがっているが、調査自体について与党から疑問視する意見も出ている。 …

 結果の詳細は、ここにある
 これを見ていると、調査結果の分析も、当たり前のことが列挙されているだけだ。結果の特徴の、昨年の調査結果と、ほとんど変わらない。
 記者レクチャーのとき、「このような調査を毎年やる必要があるのか」という質問がまず出たという。

 自民党のなかからも批判は強い。

 特定学年の全員に対する調査を毎年する必要があるのかは、専門家から疑問が上がっており、自民党のプロジェクトチームも調査について「今のままなら不要」としている。これに対し、鈴木文部科学相は29日、「長期的な教育投資を考えていく上でのデータは必ず必要。(全員に対する調査として)続けていくべきだと思う」と話した。

 自民党PTの報告はこれ

 必要のないものは早くやめるべきである。

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福田首相が辞任表明=在任1年、政権運営行き詰まり

 今年の年末か、来年初めに選挙ということが言われている。でも、どう考えても、福田さんでの選挙はもうありえないのではないか、だから選挙に向けて、どう政局が展開するのだろうか? などということを考えていたんだけれども、そうしたら、今日の夜、おどろくようなニュースが流れてきた。
 かくに、日本の政権担当者は、無責任というか、当事者能力というものがなくなったのだろうか? 何を主張したいのか、ほとんど理解できない。そんなことを感じるのはボクだけではないとは思う。結局、福田さんは、小沢さんとの大連立が破綻した以降は、構造改革路線と手をきれず、そのため不可能な軌道修正を右往左往してながら模索して、何もすることができずに政権を投げ出したということなのだろうか。

 でも、なぜ自公は、選挙による国民の審判を避けようとするのか。次の政権は、まず自らの政策を国民に問うことからはじめることが求められる。結局、古い枠組みに固執をしながら、右往左往する自民党に何を語れるのかはよくわからないが…。 

福田首相が辞任表明=在任1年、政権運営行き詰まり-麻生氏が後継の軸に(時事通信)

 福田康夫首相は1日午後9時半から首相官邸で緊急記者会見し「新しい布陣の下、政策実現を図らねばならないと判断し、辞任することにした」と述べ、退陣を表明した。求心力低下が指摘される中、12日召集予定の臨時国会を乗り切るのは困難とみて、自らの退陣により、事態の打開を図る必要があると判断した。自民党は速やかに総裁選を行う予定で、後継選びは麻生太郎幹事長を軸に進むものとみられる。…

 昨日、夕食の買い物をしながら、食品の値段があまりにも高騰していることを痛感した。国民の怒りが政治を変える原動力になる、選挙にしていかないといけないと思う。

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