北京オリンピックによせて???
少しバテています。まだまだ暑い日が続きますね。今月は、仕事のうえでも、執筆者のみなさんがお盆休みもあるからでしょう、原稿がとどくピークを迎えています。今日は、座談会もありましたので、結構、忙しく一日が過ぎていきました。もう1つ、落ち着いて、ものごとを考えることができていないので、ちょっとイライラした感じです。関心のある問題が分散しているのでしょうか。
北京オリンピックがはじまりました。ボクは金メダルは実際には6~9個ぐらいと予想していたのですが、どうでしょうね。今日は、北島くんが見事な泳ぎでしたね。ストロークを少なくした大きな泳ぎでしたねえ。日本は、一部の競技をのぞいては、なかなかプレーヤーが十分な条件のなかで活動できないもとで、よくがんばっているとは思いますが、ただ結果を求められるのは少し酷だなあなどと感じてしまいます。
中国をめぐる報道についてもいろいろ考え込んでしまいます。ここでいろいろ考えて、書き込みたいところなのですが、なかなか十分に整理をすることができずにイライラとするのです。思いつき的に考えていることを羅列すると。
たとえば、開会式。見ていて複雑ですねえ。100年の夢ということは、共感もできます。チャン・イーモーの演出は見事でしたねえ。日本の蛮行や文革の不条理、現在の格差などを見つめてきた監督のものだけに、複雑に感じます。同時に、そんな中国の歴史にはたす日本の問題も考えます。
新聞は、中国の陰で、格差の問題をとりあげます。もちろん、中国の格差の問題は、現在の大きな課題でしょう。同時に、中国が、ここ数年のあいだに、絶対的な貧困を大きく解決する課程のなかで生じている問題であることを見ないと、一面的になってしまうという気もします。
中国の現在の民族問題も、単純に、民族や宗教という問題だけではなく、格差や経済発展という問題のなかで生じているとも言えるのだと思います。
中国は、ほんとうに大きな課題を背負っているということが、今度のオリンピック報道からもかいま見られると思うのですが、それだけに、この期にいろいろな中国の姿をもっとちゃんと理解をする必要があるんだろうなと思いながら、イライラするのです(苦笑)。
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