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2008/08/08

東京裁判(岩波ブックレット シリーズ昭和史No.10)

0034400 今年の11月は、ご存じのように東京裁判の判決から60年目にあたる。そんなこともあって、東京裁判にかかわる本を読まなくっちゃと思って、かつて読んだ本、買い込んでいた本をいろいろ読もうと思っているけれど、これが目先の仕事のため、なかなかすすまない(苦笑)。そうこうしている間に、だいぶ時間がたってしまった。その間に、新書を中心に東京裁判にかかわる本が、だいぶ出版され始めているではないか。トホホ。

 さて、この本は短いブックレットだけれども、非常に大切な本だと思っている。東京裁判というのは、経過やその経過にしめされている性格というものが大事なのいうまでもないけれど、どんな議論がなされ、どんなことが裁かれたのかなども含め、全容を全体としてつかんで議論するのが大事なのだろうななどとも、漠然と思っている。そんな東京裁判というものがコンパクトにまとめられている。

 裁判で議論され、認定された、日本の犯罪とは? とくにおもしろかったのは阿片をめぐる問題。また、東京裁判を歴史のなかにおいて、戦争被害者の側から見据えたとき、その後の原爆裁判との関係もあらわれているところはなるほどと思った。最終的に、下した審判の内容とはどういうものか?

 結局、歴史のなかにおいたとき、この裁判のもつ意義があらわれてくるのだろうし、日本という国が、この裁判の内容と正面から向き合わなかった戦後史も出てくるのだろうかなあ。などなど、エンジンを全開にして、たまった本を読まなくてはとつくずく思ったけれど。

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