高校中退
埼玉の先生からの知らせで、午後9時からのニュースで報道された高校中退の特集を見た。10分ほどの特集だった。
貧困影響か 高校中退深刻化(NHKニュース)家計が厳しいことなどを理由に公立高校の授業料を減免された生徒は、おととし全国で22万人と10年間で2倍に増えていて、こうした生徒が多い学校ほど高校中退が深刻になっていることがNHKの取材で明らかになりました。…
番組で紹介していた高校では37人のクラスが3年間のうち約半数が中退するという。先日、お話を聞いた高校では、160人の生徒が3年の段階では100人になっているという。多くは、経済的理由でやめていく。経済的に困難な家庭では、大学進学や専門学校への進学は困難だ。しかし、高校中退でも普通科の困難校の場合は、ほとんど正規の就職はない。派遣やアルバイトに追われている先輩や兄弟を見て、より卒業への動機は薄らいでいく…。
番組は、高校を中退し、アルバイトを転々とするカップルの姿を追っていた。現実には、社会から排除され、孤立化するこうした若者たちを、その元高校の教師は必死で支えようとするが…。
番組でも、宮本みち子先生が、「経済的に貧しい家庭の子どもたちは、塾に行けずに勉強についていけなかったり、制服を買えずにお古を着ていじめにあったりと、授業料を援助されるだけでは解決されないさまざまな問題を抱えており、早急な対策が必要だ」と指摘していた。
さて朝日新聞に、「全国各市と東京23区の生活保護窓口へ相談に訪れた人のうち、生活保護の申請をした割合(申請率)は06年度、45%程度にとどまっていた。朝日新聞社が情報公開法に基づき厚生労働省から資料を入手した。バブル崩壊以降、生活保護を受ける人は増え続ける一方、国は社会保障費の抑制策を進めており、窓口で申請をさせない違法な『水際作戦』の広がりをうかがわせる」という、記事ものっていた。貧困が社会を覆うことに、まだ政治は十分な関心を払っていないという異常がある。
| 固定リンク
「政治」カテゴリの記事
- 虜囚の記憶(2009.07.13)
- 政治の転換への大いなる模索は続いている…(2009.07.12)
- 無駄遣いを批判するのなら この問題に答えるべきだ(2009.07.10)
- 核密約文書、外務省幹部が破棄指示 元政府高官ら証言/「共犯」の同盟史―― 日米密約と自民党政権 ――(2009.07.10)
- 学校から見える子どもの貧困(2009.07.09)
「教育」カテゴリの記事
- 子どもたちは忙しく そして 疲れている…(2009.07.13)
- 学校から見える子どもの貧困(2009.07.09)
- 09年の青少年白書(2009.07.04)
- 幼稚園や保育所の無償化求める 文科省 教育安心社会懇談会 (2009.07.03)
- 「新自由主義教育改革」への対抗軸とは(2009.07.03)
「経済」カテゴリの記事
- 学校から見える子どもの貧困(2009.07.09)
- 橋下知事たちの「地方分権」への疑問(2009.07.09)
- ”民主:国の事業仕分け 27%「無駄」 ”というけれど(2009.07.07)
- 夫はなぜ、死んだのか(2009.07.06)
- 経団連会長、各党政権公約への要望発表 社会保障など10項目(2009.07.06)


コメント