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2008/07/30

証言記録・兵士たちの戦争 フィリピン・絶望の市街戦・マニラ海軍防衛隊/ガダルカナル・繰り返された白兵突撃

 昨年、注目を集めたこの証言番組。このブログでも紹介したけれど、兵士たちの証言をとおして、日本軍の行為が、まともな戦略も冷静な判断もない、兵士の命を尊重しないものであったことが、明らかにされていた。

 さて、昨日(今日の未明)から、今年BShiで放映された第2シリーズが地上波で放映されている。まず「フィリピン・絶望の市街戦・マニラ海軍防衛隊」と「ガダルカナル・繰り返された白兵突撃」だ。

 アジア・太平洋戦争で生死を懸けて戦った旧日本軍の兵士たちの証言から、戦争の過酷さとむなしさを3回にわたって浮き彫りにする。1回目はマニラ市街戦を戦ったマニラ海軍防衛隊に焦点を当てる。1945年2月から1カ月間にわたったマニラ市街戦は、日米両軍の兵士とフィリピン人合わせて12万人が犠牲になった。最近アメリカで公開された米軍戦闘報告書やマニラ海軍防衛隊隊員の日記などを交え、悲劇を招いた要因を探る。また米軍との初めての本格的な戦闘となったガダルカナル島戦を戦った北海道・旭川歩兵第28連隊を紹介。大本営から撤退の命令がない中、圧倒的な兵力を持つ米軍に日露戦争以来の戦法である"白兵突撃"で立ち向かった兵士たちの苦しみを伝える。

 こんな、たたかいは、”家族のための英雄的なもの”というものとは、まったく無縁のものである。一部の、指導者の主観的な考えのための犠牲にしか過ぎない。しかも、それは、上官の命令=天皇の命令という日本軍の独自の考えが支えていた。

 同時に、今度のシリーズでは、こういう軍隊の残虐性も示されている。マニラ市民は、アメリカ軍に対する楯にすぎず、しかもスパイ狩り名の下での虐殺がくり返された。ガダルカナルでも、情報の漏洩の危険を口実に、現時住民の虐殺が証言されている…。

 今夜の番組も必見だろう。

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