養護学校転入認める アトピーの女子生徒に 大阪地裁決定
このブログでは何度か紹介しているのですが、この見出しでは何のことかわからないかもしれません。この裁判は次のようなものです。
養護学校転入認める アトピーの女子生徒に 大阪地裁決定(産経新聞)アトピー性皮膚炎や喘息(ぜんそく)などが原因で不登校となっている堺市立中2年の女子生徒(14)の母親が、大阪市立貝塚養護学校(大阪府貝塚市)への就学指定を大阪市に求めた訴訟で、大阪地裁の西川知一郎裁判長は、養護学校への転入を認め、市に仮に義務付ける決定をした。決定は18日付。同校への転入を求める訴訟で判決前の「仮の義務付け」は2例目。
…貝塚養護学校は府内で唯一、寄宿制で病弱児を受け入れているが、大阪市が閉校を予定し、昨年4月から募集を停止。原告代理人の弁護士は「養護学校にしか通えない子供がいる中で、学校の存在価値を認めた決定」と評価している。…
いま、残念ながら、各地で、財政難を最大の背景として、これまで障害のある子どもたちの成長・発達の重要なよりどころとなっていた障害児学校の寄宿舎が閉舎されています。大阪で、閉校(閉舎)が決まっている学校での、生徒募集の停止に対して、その停止の決定を覆す重要な判決です。
障害のある子どもたちの発達にとって、生活の場が、発達への大きなステップとなる寄宿舎の教育実践は、もっと光があてられていいと思います。先日、国会で、とりあげられましたが。
最後まであきらめないで、運動の輪を広げている大阪のたたかいには頭が下がります。ただでさえ、障害者自立支援法などで、障害ある子どもたちの現状はかなり厳しさが広がっています。たしかに、障害児学校の寄宿舎は、いろいろな困難があっても、現実の障害ある子どもにとってはかなりめぐまれた条件にあると言えるのかもしれません。しかもかならずしも必要とされている子どもたちみんなが享受できるわけではありません。しかし、高い実践を可能とする場があってこそ、発達を支える分厚い取り組みも可能となるのです。
寄宿舎を守る運動、より発展させる運動の前進を願いたいものです。
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