ある死刑囚に関する随想
今日、秋葉原で、大変な事件がおこった。通り魔的犯行で7人が死亡したそうだ。犯人は、世の中がいやになって、人を殺そうと思ったという。
こうした凶悪犯罪とどう向き合っていくのかというのは、この社会にとっても大きな問題だと思う。
刑事司法はどのようなあり方が求められているのか。裁判員制度に関連して、死刑や、終身刑制度創設のことが問題になっている。いろいろ考えることが多いけれど、そんなとき弁護士の阪口さんのブログをとおして、日本裁判官ネットワークのニュースにのった「ある死刑囚に関する随想」という文章に出会った。
ぜひ、このHPにアクセスして、読んでもらいたい文章である。凶悪犯罪を犯し、死刑判決をうけ、執行された人と、それを直接担当した検事との、死刑までの間の交流の話である。読んでいて、ボロボロと涙が出てきた。書いた人は、死刑廃止反対の立場の人だけれど、実は、ものすごく大きなことを提起している気がする。簡単に答えが出る問題では決してないのだろうけれど。
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