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2008/06/28

教育予算:文科省、数値目標を断念 増額、困難な情勢

 今日も早起き、一仕事して、午前中は会議。午後からは、ひたすら原稿の仕上げにかかる。とにかく仕上げて、関係者何人かに見てもらうために、送信。自分の雑誌の出張校正を終えたばかりなのに、よく頑張ります。約13000字、疲れました。その後は、ひたすらたまった実務の処理にかかる。明日の取材の準備もしなくてはなりません…。

 ちゃんとニュースについていろいろ考えたりする作業もちゃんとできていない間に、いろいろ重要なニュースが続いています。「骨太2008」も決まりました。社会保障国民会議の中間報告もありましたね。外交では、北朝鮮問題などもあります。

 さて、「骨太」とあわせて、決定が目指された、「教育振興基本計画」の行方もなかなか悲惨なものになりました。

教育予算:文科省、数値目標を断念 増額、困難な情勢(毎日新聞)

 政府は27日、改正教育基本法に基づき初めて策定する教育振興基本計画に、教育予算増や教職員定数増の数値目標を盛り込まないことを決めた。焦点だった教育予算については「経済協力開発機構(OECD)諸国などの状況を参考にする」との記載にとどめる。基本計画は30日の与党内の調整を経て、来月1日にも閣議決定の見通し。OECD諸国の平均水準に届かない日本の教育予算の増額は困難な情勢となった。
 …文科省は計画に、▽今後10年で教育予算のGDP比を現行の3・5%からOECD平均の5%を上回る水準にする▽5年間で教職員定数を2万5000人程度改善する--との数値目標を明記することを目指していた。
 しかし、「5%」の記載は見送った。教職員については「改善」の文言も削り、「定数のあり方について検討する」という表現にとどめる。…

 もともと、計画の案には、新自由主義的な教育「改革」が綴られています。と、同時に、教育予算の増額もめざされたけれど、結局、それもダメになって、何のための「計画」なのか。国民にとっては百害あって一利もないものになりそうです。
 4月の中教審答申の段階で、一度、文科省は、予算の増額をあきらめました。ところが、その後、自民党の文教族の巻き返しがあり、もう一度挑んだということでしょうが、結局は、元に戻ったわけです。まあ、あまりにも主体性のない文科省の姿が浮き彫りになっただけです。文科省は何のためにあるのか、教育政策というものは、どこの利害をどのように反映してつくられているのか――そういう興味深い材料だけを提供した結果になったということなのでしょうかねえ。

 格差をただ拡大するという結果にしか導かない内容になった――このことが日本の未来に大きな禍根を残すということだけは否定ができない事実なのだと思います。

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