軋む社会
ぼちぼちの復活です。ブログを休んでいる間も、ちゃんと、いろいろ考えています?(苦笑) もう少し、ヴァージョンアップした、ブログに生まれ変われる一歩にしたいものです。
さて、この間、読んだ本の紹介で、いちばんおもしろかったのが、やっぱりこの『軋む社会』かな。ごぞんじ、気鋭の教育社会学者、本田由紀さんの新著。と言っても、この間、雑誌に書き散らしたものをまとめたもの。一般の読者に発信したものだからわかりやすい。
テーマの中心は、若者問題であり、学校から社会への渡りの問題である。もちろん、ボクと彼女とは、かなり根本のところでは、違いがある。ボクは、もっと社会をある意味で、意識的に「構造」としてとらえる。だから、グローバル社会と言ったときの社会の理解は、彼女とはやっぱり違う。でも、なによりも共感するのは、彼女のセンス。若者問題のとらえ方の鋭角さ。それは、この本では、最後の若者へのメッセージに示されている。やっぱりすごい「不良少女」だと思う(笑い)。若者福祉の問題だと、たくさんの刺激と問題意識をうけとった次第。
気鋭の教育社会学者・本田由紀には、 いま、どうしてもいっておくべきことがある。 あきらめと失意、そして絶望が渦巻くこの社会を、変えていくために。 未来を支える若者が、生きやすい社会をつくるために。
ボヤボヤしててはいけないのです。ボクは働かなければなりません(笑い)。
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