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2008/06/09

沖縄県議選結果の衝撃

 昨日、投票だった沖縄県議選の結果が、国政でも、沖縄県政でも大きな衝撃を広げている。与党はとくに自民党が惨敗し、過半数を割った。一方、共産党が躍進し、民主党が全勝した。今日は、沖縄タイムスも、琉球新報も発行されていて、社説を掲げている。沖罠タイムスは、「[与党惨敗(上)]県政への影響は甚大だ」と書いている。琉球新報は、「県議会逆転 重い負担に有権者『ノー』/国・県は民意を受け止めよ」と書く。とくに琉球新報の社説は明快。「選挙結果は、過重負担が続く米軍基地問題や「低所得層ほど負担増」になることが判明した後期高齢者医療制度など、県民生活に深くかかわる国の施策や県の対応に有権者が明確に『ノー』を突き付けた格好だ」と書く。

 当然、中央政界でも大きな波紋を広げている。もしかしたら、官邸は、これほどまでの惨敗は予想していなかったのだろうか。選挙中、後期高齢者医療制度を争点化しないためにわざわざ自民党は党幹部がほとんど応援に入らなかったという。町村官房長官は、「国政に影響を与えるかということにつきまして、直ちにコメントするのは難しい。背景として長寿医療制度の問題は否定し得ない事実」と語ったそうだ。

 沖縄からの熱い政治の思いを、今度は、本土が受け取る順番であろう。

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