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2008/06/26

ユゴ 大統領有故

20071031018fl00018viewrsz150x とっても不思議な映画である。コミカルなんだけど、あまり笑えない。実に不気味な映画だ。1979年に、当時、軍事独裁政権下にあった韓国で実際に起きた“10.26大統領殺害事件”、そのパク・チョンヒ大統領暗殺の一日を、通説というか、一般に言われている内容に即しながらドキュメンタリー風の心理劇(登場人物の心理はまったくの創造であろう)で描く。その心理は、暗殺する側も、される側も、俗っぽく、空疎なものでもある。そんなくだらない事件が、韓国の人々の苦難の上にのしかかっていたというおかしみを強調する。ハン・ソッキュ(私は大好きだが)のシリアスな演技が、よけいにそのことを強調する。
 光州事件が起きるのは、この事件のわずか半年後のことである…。

 映画の冒頭、大統領の女性関係が描かれるが、その部分は、韓国の上映の際は黒塗りだったそうだ。「大統領の理髪師」や「光州5・18」など、軍事政権下の政治を批判的に描くところまで、現在の韓国の映画はせまっている。

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