新自由主義教育改革 その理論・実態と対抗軸
競争と市場化で、格差を拡大し子どもを追いつめる新自由主義「教育改革」の全体像を教育学、政治学、行政学、法律学を専門とする研究者による学際的共同研究によってせまる。
第Ⅰ部「問題の所在と理論」では、新自由主義が国家のパワーの強大化を招くものであることが理論的に明らかにされる。第Ⅱ部「日本における改革の現実」はとりわけ東京においてすすめられる学校選択制でや学力テストによる学校の序列化、教職員の管理システムなどが考察される。第Ⅲ部「各国における展開」では、アメリカ、ニュージーランド、イギリスにおいて新自由主義「改革」がどのように導入され変容しているのかを追う。そして第Ⅳ部「対抗軸の検討」では、新自由主義育の本質的な矛盾と、教育本来のあり方から「対抗軸」を探る。
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