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2008/05/12

「三鷹高校校長土肥信雄さんからの手紙」を読んで

 三鷹高校の校長の勇気ある発言は、大きな注目を集めている。
 あるブログに、この校長からの手紙が掲載されていたので、紹介しておきたい。それはここ

 ボクは、この校長がどんな考えをもっているのか、どんな教育観、子ども観をもっているのかはよく知らない。でも少なくとも、毎日新聞で報じられた、彼の発言は至極まっとうなものだし、彼の発言を契機に、東京の教育の深刻な事態が少しでも、議論されることになれば、これほど重要なことはない。

 三鷹高校のHPには、校長の次のようなあいさつが載っていた。

 …生徒たちに、私は基本的人権を尊重し、平和で人間性豊かな社会を構築する社会的リーダーになってほしいと思っています。単なる知識だけではリーダーにはなれないのです。社会的弱者も含めた他者に対する思いやり、つまり豊かな人間性がリーダーには絶対に必要なのです。三鷹高校では、リーダーの資質としての高い見識は授業で学び、豊かな人間性は学校行事や部活動を通して育成されているのです。  日本の平和は、日本が世界に対して最も誇れることです。この平和な日本をいつまでも持続するため「社会的リーダーになろう」と思っている人は、是非三鷹高校に来てください。

 かつてなら、普通に語られていた、こうした教育目標だけれど、いま都立高校のHPを見たって、こういう「あいさつ」を書く校長は、とても少なくなっている。憲法を想起させる文章を書くことが、教育現場から敬遠される事態をボクらはどう理解したらいいのだろうか。
 実は、学校が、ほんとうに学校らしい教育活動を展開していくうえでは、校長の役割というのは大きい。もちろん、この校長が、校長としてどんな活動をしているのかはよく知らないけれど、この問題をとおして、学校とは、教育とは、教師の仕事とはということが、もっともっと議論されればいいなと期待と注目をしているところである。

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コメント

この学校の教員ですが、いい校長だとは思いません。自分の意に沿わない教員を標的にして個人いじめをします。私は転勤して来て校内があまりにも汚いので意見を述べたら、「来たばかりで何だ」と言われ、その後、リベンジとも取れるいじめを受けています。

この間、「あなたの力量に不安を感じる職員が何人もいる。研修を受けろ。」と言われました。校長が「○○さんってどう?」などと探りを入れているらしいのです。

私は今までの学校で能力について云々されたことはありません。

校長は生徒には大甘です。

世間ではヒーローみたいに言われていますが、そうではないということを書きました。

投稿: z | 2008/08/27 23:07

 まあ、あの校長いろいろありそうだなあというのは、想像はしていました。そのことは、たしかによくわかります。
 同時に、挙手問題での彼の発言は、その範囲では評価すべきだと思います。というか、彼の主張は、私たちの課題でもあるはずです。

 ただ、たしかに高校における生徒指導の困難さは理解しつつも、私は生徒に甘い先生は嫌いではありません。

投稿: YOU→z | 2008/08/29 23:55

先日子どもが当該校を卒業しました。
卒業証書をクラス代表の生徒に手渡す時、土肥校長先生はそれぞれの生徒との思い出と労いの言葉をかけていました。
常に生徒名簿を身近に置き、朝は昇降口で「おはよう!」と声をかけ、時間の許す限り校内を巡回して生徒との距離を縮める努力をしていた土肥校長先生だからできたことだと思います。
(式辞の中で先生方に向かって「ほとんど校長室にいない校長ですみませんでした」と謝っていらっしゃいました)

卒業式後、名残りを惜しんで校長室を訪ねる生徒を何人も見ました。
一般的に校長室は生徒にとって最も敬遠したい場所だと思いますが、その光景を見て、土肥校長先生は全生徒の担任的存在だったのだと感じました。
 
「定年目前で事を荒立てなくても」という考え方もある中、教育者としての信念を貫いた姿勢に敬意を表したいです。

私自身名残り惜しく記事を探していてこちらに辿り着いたため過去記事へのコメントとなりました。
今さらなコメント、失礼しました。

投稿: y | 2009/03/12 19:27

退職後に全員が嘱託で再採用されるという制度が理解できません。
人事権がある以上、どうにもならないと思いますね。
今回は損害賠償ということですが、主張が認められたとしても税金から支払われるわけですから、都民としては複雑な気持ちです。

この校長、元気がよく、落語家のように喋りますが、問題の本質をずらしていると思います。
都教委の管理には問題点もあろうかと思います。石原都知事になってから確かに右傾化を感じます。
しかし、それ以前の管理にも問題があって、都立高は非常に悲惨な状態でした。
組合が強すぎても困るのです。

職員会議というのは事務員や用務員も含まれますので、過半数決議によって学校運営の方針が決まってしまうのはおかしいです。
一般の会社でいえば、平社員の多数決で会社が運営されることになり、経営陣は株主から不信任されてしまうでしょう。
あくまでも諮問機関であり、意思決定とその責任はトップが負うべきです。

その意味では、都教委は間違っていません。通達を出さないと徹底できないのは校長に問題があるといえます。
それを言論の自由だとか、民主主義という観点で議論する事自体、問題のはき違えです。

投稿: 海辺のガブガ | 2009/07/11 22:32

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