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2008/04/14

働く女性の正社員率 過去最低

 はたして、雇用状況は好転したのか。現在の雇用状況と、その日本的な特徴を象徴しているのが次のニュースのように思う。

働く女性の正社員率 過去最低(NHK)

 企業などに雇われて働く女性の数は2300万人とこれまでで最も多くなった一方で、正社員の割合は46.5%で過去最低となり、パートや派遣などの非正規雇用で働く女性が増えている実態が厚生労働省の調査でわかりました。
 厚生労働省は、毎月の「労働力調査」などを基に、働く女性の実態を調査しています。それによりますと、年齢が15歳以上で企業などに雇われて働いている女性は、去年は2297万人と前の年より20万人増えて、これまでで最も多くなりました。このうち正社員として働く女性は1039万人で前の年より3万人増えましたが、働く女性全体に占める割合は46.5%で、前の年より0.7ポイント下がって過去最低となりました。正社員の割合は、10年前の平成9年は58.2%、昭和60年は67.9%に上っていました。一方、パートで働く女性は739万人と、前の年より26万人増えてこれまでで最も多くなり、正社員が減る一方で、パートや派遣などの非正規雇用で働く女性が増えている実態が浮き彫りになりました。また、働く女性の平均賃金は、男性を100とした場合に66.9ポイントにとどまっていて、依然として男性との賃金の格差が大きい状態が続いています。…

 働く女性の実態は、同時に、働く若者の実態に大きな影響をおよぼしている。大企業は、正規労働を非正規に置き換えることを通じて、その利潤の拡大をはかることは何もかわっていないようだ。そして、男女の賃金格差…。

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