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2008/04/24

授業増、最大で年45時間=小中の理数強化、来年度から-文科省

 学習指導要領の改訂をめぐっては、いろいろなことがいま起こっている。とにかく、文部科学省の進め方は、異様に、前のめりなのだ。なぜなのだろうか?
 とにかく、案の段階から、実際に決定の過程で大幅に改定したので、わざわざきまった後に、中教審の教育課程部会をわざわざ開いて、説明をするなど、ちょっとなかったこと。例の謎のジャーナリストの知里保氏が、その会議の様子を、解説してくれている。http://www.hi-ho.ne.jp/chiri/2008/20080418bukai.html

 さて、そのうえに、今日は、移行措置の発表である。

授業増、最大で年45時間=小中の理数強化、来年度から-文科省(時事通信)

 文部科学省は24日、小中学校の新学習指導要領について、全面実施前に一部を先行して学校の授業に取り入れる移行措置案を発表した。来年度は、数学(算数)、理科合わせて年間で最大45時間拡大し、小学校では総授業時間も週1時間ずつ増える。指導内容が教科書の範囲を超えるため、同省は今年度中に両教科の補充教材を用意する。
 新要領の全面実施は小学校で2011年度、中学校で12年度。前倒しすることで、学力向上を急ぐとともに、新要領にスムーズに移行する狙いがある。
 移行措置案によると、来年度の授業時間が増加する教科は、小学校では1、2年の算数と体育、3-6年の算数と理科。中学校では1年の数学、3年の理科。小3では算数と理科が合わせて年45時間拡大する。

 報道資料は、ここにある。この時事の記事を読んだだけでも、わあ詰め込みだと感じるだろう。問題は、たんなる詰め込みにとどまらないこと、あいかわらず虫食いだらけの、系統性も精選も弱い内容であるわけだし、しかも、活用力という名で、PISA型学力だとか、キーコンピテンシーというOECDにおける議論を、かってに読み替えて、都合良く取り込んでしまっている…。
 ことの発端は、「低学力」という議論だけれど、ではその「学力」ということについて、はたしてどれだけ、国民的な合意をなされているというのだろうか。
 迷惑するのは、子どもたちである。

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