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2008/04/27

シッコ

 20070608011fl00011viewrsz150x 見なきゃいけない映画で、見逃しているものが多くって、ちょっと恥ずかしい。でもねえ、なかなか映画館に行く時間も余裕もないんです。ケアされていないです(笑い)。今度の講師で、ちょっと使えるかなあと思ってあわてて見た次第。ストーリーは言わずとしれた内容。

 ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアが、4700万人の無保険者だけではなく、保険料を支払っている数百人にもマイナスの影響を及ぼすアメリカの医療システムの実態を明らかにする。カナダ、イギリス、フランスを訪れ、国民全員が無料医療の恩恵を受ける国の事情を見つめながら、アメリカの混乱した医療制度を浮き彫りにしていく。

 見ていて、恐ろしかった。そして、あらためて驚いた。最後は、ほんとうに泣けてきた。アメリカの実相もそうだけれど、日本がいまどこにいるのか。かつて日本の医療制度は、皆保険のお手本様なものだったはずだ。でもいまわどうだろう。そして、現在の「医療改革」なるものが、何をつくり、どこをめざしているのか?

 この映画が、作品の内容ほど注目されなかったのは、なぜだろうか? DVDも、大きなレンタル屋なのに、たった1本しかなかった。ここにも、日本のいまがあると思うと、ほんとうに恐ろしい。ボクらは、日常でいろいろ考える基準が、もうすでに「人間らしさ」というところから、かなりずれてしまっているのかもしれない…。

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