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2008/04/10

引きこもり:平均年齢30歳超す

 最近、よく電車がとまったり、遅れたり。長時間通勤の人間としては、辛いところです。座って、眠れればいいのですがねえ。
 さて、

引きこもり:平均年齢30歳超す 最年長52歳、目立つ「長期化」--331人調査(毎日新聞)

◇「親の会」調査
 全国引きこもりKHJ親の会(奥山雅久代表)の会員を対象に毎年行われている調査で、引きこもり状態にある人の平均年齢が初めて30歳を超えたことが分かった。新たに引きこもりとなる若年層がいる一方で、長期間にわたり引きこもりから抜け出せない30~40代の層が確実に増えている実態が浮き彫りになった。
 境泉洋・徳島大学准教授らが会員を対象に07年11月~08年1月、記入方式でアンケートし、331人の回答を分析した。
 それによると、引きこもり本人の平均年齢は30・12歳で、男女別では男性30・35歳、女性は28・87歳。最年少は13歳、最年長は52歳で、引きこもり期間は平均8・95年、最長は25年だった。
 同会の会員を対象とする調査は02年から毎年行われており、平均年齢は02年が26・6歳、前回調査の06年は29・6歳で、上昇を続けている。親の高齢化も進んでいる。平均年齢は父親が63・23歳、母親が58・28歳だった。…

 この調査では、「家族から見て引きこもり本人が要望している支援は何か」という問いでは、「経済的支援」が最も多く50%以上で、「カウンセリング」や「医師の診断」を上回った。引きこもりと言えば、豊かさの裏返しという印象をもつ方が多いかもしれないが、当事者の年齢が上がるにつれ、すでに父母も高齢化し、経済的貧窮が問題になっている。先日、愛知県がおこなった調査でも、同居している親の6割近くが60歳代以上で、約3割が年金生活者などの無職、親の年収は300万以下が25・3%、300万-500万円が24%を占め、高齢な親が厳しい経済環境の中で、成人した子どもを養っている実態がうきぼりになっていた。

 こうした家庭は往々にして、社会的に孤立する。9日には、同じ愛知県で、次のような事件があった。

 東海市で9日未明に起きた殺人事件で、母親(56)を殺害した長男(26)は定職に就かず、家に引きこもりがちだったという。潜在化して把握しにくい引きこもり。市内では2004年度から支援事業が始まっていたが、今回の家族は相談に訪れていなかった。
 東海署の調べでは、長男は寝室で1人で寝ていた母親を起こし、手で顔を殴った上、電気コードで首を絞めて殺した疑い。「普段から働かないことをしかられ、母親がいなくなればいいと思った」と供述している。(中日新聞より)

 20代以上の引きこもりは、潜在化する。家族の中に沈殿して社会から見えなくなるのだ。やっと2004年ごろかあら支援事業は各地でおこなわれるようになったが、それはか細くかつ不安定だ。

 上記の調査はここにある。

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