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2008/04/10

映画「靖国」をめぐる政治介入にかかわって

 映画「靖国」をめぐって、新しい事態が生まれている。一気に、上映の流れが生まれるのかと思ったが、反対する勢力にも執念がある。

「思った趣旨と違う」 映画「靖国」に出演の刀匠(朝日新聞)

 ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」をめぐり、映画の中心的な登場人物で、高知県内に住む刀匠(90)とその妻(83)が10日、朝日新聞の取材に、「思っていたのと違う趣旨で映画が作られていて、『靖国問題』に巻き込まれてしまった」と話し、出演場面の削除などを希望した。…

 ただ、真相はそんなに単純な問題ではない。そもそも、刀匠さんの問題を明らかにしてのが、自民党の参議院議員だということだ。

自民議員が出演者聴取 “靖国”監督が反発(西日本新聞)

 映画「靖国 YASUKUNI」の中心的出演者で刀匠の刈谷直治さん(90)夫妻=高知県在住=から有村治子参院議員(自民、比例)が事情を聴き「刈谷さんらは出演シーンの削除を希望している」と主張していることが分かった。李纓監督(44)は9日、共同通信のインタビューで「出演を納得してくれていた夫妻を変心させた。許せない介入だ」と訴えた。…

 映画の中心的な人物だけに、監督が十分な確認をとらずに作品を仕上げたとは考えにくい。有村議員は、監督の主張は事実無根だというが、こうした話がまず、自民党の議員のほうから出てくるのは、少し筋が違うようにも思える。
 「靖国」の上映に反対している議員たちは、文化庁の助成を審議している委員の、政治的立場まで問題にしはじめている。
 出演者をめぐる問題は、このままでは藪の中に入ってしまう。それで、大きな権力をもつ政治家のこのような介入を許していいのか? ボクは映画を見てはいないが、この映画を見た知人は、事実をたんたんとならべたものと言っていた。なぜ、こうまで、この映画を、「敵視」するのか? ここにこそ、この問題の本質があるように思うのだけれど。

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