大学生調査:生活費はピーク時より21万円減 06年度
昨日は、高校の教育費について書いたけれど、学生の学費や生活費の問題も依然深刻である。
大学生調査:生活費はピーク時より21万円減 06年度(毎日新聞)独立行政法人・日本学生支援機構が行った「06年度学生生活調査」によると、大学生が飲食や娯楽などに使った1年間(05年12月~06年11月)の生活費は平均72万3800円で、ピーク時の00年度より21万3000円も減り、88年度と同水準になったことが分かった。一方で支出全体に占める学費の割合は61.8%と過去最高を記録。親の収入が伸びない中、懸命にやりくりする現代の学生の姿が浮かびあがった。
…大学生の生活費は6年連続で減少し、前回(04年度)比で約5万円の減だった。これに対し、学費と生活費を合わせた全支出は189万5100円で前回比2.4%の減だった。
生活費の内訳をみると、娯楽・し好費が13万3800円、食費は19万800円と、どちらもここ28年間で最も少なかった。一方、年間の学費は平均117万1300円(国立大65万4100円、私大132万3200円)で過去最高を更新した。
学費が、学生の生活費を蝕んでいる。ヨーロッパでは、基本的に学費の無償というのが基本だし、生活費の補助までが視野にはいった施策が基本だ。日本は高学費という問題とともに、学生生活にほとんど支援のない数少ない国である。
この調査の全容は、ここにある。
この問題は、当事者がたいへんだという面とともに、こうした大学の現状で日本の未来があるのかという問題がある。中教審も、大学教育の受益者は、企業もふくめ社会全体だと言っている。社会全体がこのままでは疲弊する。
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