国会で「南京の真実」が上映されたって!
なんでも、今日、国会の講堂で、映画「南京の真実」第1部「七人の『死刑囚』」の試写会があったそうだ。そう、南京大虐殺なんて嘘だっていう映画だ。
映画の趣旨は、上記のとおりだが、日本政府の公式見解でさえ、虐殺の事実は認めている。旧軍の流れを汲む(といっていいのか)軍事史学会が、最近出版した『日中戦争再論』でも、南京虐殺は、数万という少数説を採用している。真面目な議論、学問的な領域では、南京虐殺否定など成立しようがない。
映画『靖国』では、事前検閲といえる試写を強要し、その一方で、一部のプロパガンダとも言える映画の試写を、国会の講堂という場を使っておこなう。この傲慢な神経には参ってしまう。
ただ、参加者は17人だったそうだ。
たとえ、彼らの主張が大きな影響力をもつことがなくても、全体としてこの問題が相対化されてしまったり、とりわけ、言論や表現の自由が逼迫するような事態にならないかが心配である。今日も、映画「靖国」については、集会がおこなわれていたけれど、口を酸っぱくするほど、この問題では発言が必要だと思う。
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少し以前のエントリですが、気になる部分がありましたのでコメントします。「靖国」の部分です。
>映画『靖国』では、事前検閲といえる試写を強要
議員は、「公費(税金)支出の是非を問うために試写会をした」のです。映画『靖国』が公費助成を受けず全額私費ならば何の問題もありません。ゆえに、この場合「事前検閲」「強要」の言葉は不適当だと思います。マスコミらが「言論の自由」にまで話を広げるのはもっと不適当です。議員は映画の内容には触れていないのですから。(出演者と監督の行き違いはまた別問題)
「言論の自由」はあるのですから上映すればよいのです。映画館は儲かると思えば上映するだろうし、実際上映されています。
管理人さんは真面目な方だろうと推察致します。が、まず先に情緒や考えありきで、話をそちらに引き寄せて展開されているように見えます。
前の済州島事件のエントリでもそう思いました。日韓併合(条約締結されていますので、史実として占領ではありません)の話と、4・3事件そのものは、別物です。ビデオに感動され、思うことがあったのかもしれません。が「傷跡」という言葉でくくり、事件を日本の責任につなげてしまうのは、論旨としてあまりに安易すぎると思いました。
投稿: kaze | 2008/05/06 08:12